毎日の仕事に追われる30代、40代。
5分でもいいから長く眠っていたいと思うときはありませんか?
そんなときは、毎日の日課である「ひげのお手入れ」をやめてしまいませんか?
忙しい方、面倒くさがりの方、ひげのお悩みをお持ちの方など、必見です。
今回は「ひげ」の脱毛ついてご紹介します。
これで朝が少しゆっくり過ごせるようになるでしょう!
1.自己処理は面倒なうえに、リスクがある!
男性の皆様、おひげのお手入れはどうされていますか?
お手入れをしていない方もいるかもしれませんが、一般的には、剃ったり、抜いたりする方が多いですよね。
その手間が面倒で、脱色や除毛クリームを使っている方もいると思いますが、ひげは伸びてくるので継続的に使わなければいけません。
仕方がないと諦めて、日々お手入れをしていると思いますが、実はそのお手入れ法は、肌にとても負担をかけているのです。
1-1.自己処理のリスク
・カミソリなどの刃物で剃ることにより、肌表面を傷つけ、出血や、肌を乾燥させてしまいます。
傷にばい菌が入り、炎症を起こす場合もあります。
・無理やり抜くことで、肌表面が隆起し、ばい菌が入りやすくなります。
また、毛が途中で切れたり、うもれ毛の原因となり、炎症を起こしやすくなります。
・脱色や除毛クリームは、強い薬剤の使用により、肌に大きな負担をかけてしまいます。
以上のように、自己処理によるお手入れ法は、どれも肌にダメージを与えます。
実はほかに「切る」という方法があります。
これは、肌に負担がかかりにくいですが、毎日ひげを切るというのは、時間がない男性にとっては、あまり現実的ではないですよね。
2.ひげは実はお手入れしにくい箇所だった
自己処理のリスクについて理解して頂けたと思います。
では、どうしたらよいのかという前に、ひげについて説明したいと思います。
実は、ひげは自分ではお手入れしにくい箇所なのです。
それは、毛の密度や休止期と言われるものに原因があります。
1cmあたりの毛包数がわきや腕、足が70本程度なのに対し、ひげは300~500本と、
とにかく密度が高いのです。これは頭髪よりも多く、ひげはせまい範囲に毛がびっしりと生えていることがわかります。
また「休止期」と言われる毛が抜けてから新しく生えてくるまでの間が、わきや腕、足が5ヶ月ほどなのに対しひげは2~3ヶ月と、抜けてもすぐに新しく生えてくることがわかっています。(日本毛髪美容学会より)
「毎日お手入れしている間に、ひげがなくなったりしないかな。」
そんな希望を持っている方には悲しくなる事実です。
ひげは自己処理では、なくなりません。
しかも繰り返し繰り返し、お肌にダメージを与えていると思うと、更に悲しくなりますよね。
では、なぜひげは何度も生えるのでしょうか。
それは、毛を作り出す「毛母細胞」が生きているからです。
毛は毛乳頭の回りにある毛母細胞から作られます。
成長期、退行期、休止期という3つの過程があり、生えたり抜けたりを繰り返しています。
そのため毛母細胞がある限り、毛は生え続けるのです。
ひげも同じなので、自己処理では毛母細胞をなくすができず、せっかくお手入れをしても新しいひげがどんどん生えてくるのです。
3.脱毛ってどんなこと?
先述のとおり毛母細胞の働きを止めることが、ひげのお手入れにピリオドをうつことになります。
その役目をするのが、「脱毛」です。
脱毛は、熱や光、レーザーなどを毛や毛母細胞にあてて、メラニン色素を壊し、毛をなくすことを目的としています。
多くはエステサロンや医療施設で施術してもらうのですが、最近は家庭用脱毛器なども多く販売していて、自宅で手軽に脱毛をすることが可能です。
脱毛のメリットは、まず毎日の面倒なお手入れから開放されます。
そのため肌へ優しいことや、青ひげや一部の色素沈着などにも効果があります。
好きな形にもできるので、ひげを残したい方で整えるのが面倒な方は便利です。
デメリットは、お金が多少かかることや、施術してもらう場合は予定を調整して、出かけなければいけないこと、器械によっては痛みがあること。
などがあげられます。
では、それぞれの違いを簡単にご紹介したいと思います。
3-1.エステサロン
主に熱や光の脱毛で、エステティシャンが施術します。
料金が「個人の肌の状態による」など不明瞭なケースが多く、例えばあご下だけで10万円~30万円と幅があります。
熱や光の器械では、毛母細胞を確実に壊すことが難しいため、10~20回ほど通う必要がありそうです。
個人差はありますが、痛みはあまりないと言われていて、リラックスした状態で施術を受けることができます。
3-2.医療施設
主にレーザーによる脱毛で、医師か看護師が施術します。
料金が明瞭です。
例えば大手の美容外科クリニックなどでは、ひげ付近の3箇所を対象に4年間通い放題で7万円弱や、1回につき2万円などと、わかりやすいです。
レーザーは熱や光と違い、毛母細胞にダイレクトに届くので、効果がでるのが早いです。
ただし、ゴムで弾かれたような痛みがあります。
最近は痛みの少ない器械を取り扱っている医療施設もあるので、痛みが心配な方はこちらもご検討ください。
回数ですが、個人差はありますが、だいたい6回ほどは通院しなければいけません。
器械は厚生労働省で承認済みのものを使用している施設が多いので、安心感があります。
エステサロンと医療施設はどちらもメリット、デメリットがありますので、自分のお好みのほうで試してみてください。
1回だけのお試し照射がOKなところもあるので、どちらも体験してみてもいいかもしれませんね。
ちなみに、どちらも1回の施術で表面の多くの毛がなくなるので、効果の実感はできると思います。
早くつるつるになりたい場合は、医療施設のほうがよいかもしれません。
最後に家庭用脱毛器です。
こちらは電化製品売り場などにあります。
器械が熱、光、レーザーなどありますが、構造はエステサロンや医療施設にあるものとだいたい同じです。
ですが、出力が家庭用のため抑えられている場合が多いので、繰り返し使用していく必要があります。
カートリッジやバッテリーなど消耗品もあるので、気軽にできる分、出費もありそうです。
値段は2万~10万円までと幅広くあります。
熱や光治療器の中には、スキントラブル等に対応したものもあるので、ひげ脱毛をしながら、お肌のケアが一緒にできたりするのは嬉しいですね。
ご家族とシェアできるのも、家庭用器械のメリットです。
脱毛についてご紹介しましたが、残念ながら脱毛ができない方がいます。
それは、照射部位に「日焼け」がある人です。
脱毛の器械は、メラニン色素に反応するので、日焼けした肌では効果を実感することが難しいです。
ただし、日焼けの程度にもよりますので、脱毛を検討されている方は相談してみてください。
4.脱毛のながれ
最近は、男性の脱毛は人気で、エステサロンで予約がいっぱいということもあるようです。
医療施設などでも、男性の来院数は多くなっていますので、安心してくださいね。
4-1脱毛のながれ
1.予約をとる
完全予約制のところが多いです。必ず電話してください。
当日はひげを剃っていきましょう。
2.来店・カウンセリング
脱毛の説明を聞いて、コースを選択します。
料金の支払いがここで発生する場合もありますので、よく話を聞いて、本当に必要なコースを選んでくださいね。
1回だけのコースがないところもありますので、ご確認ください。
3.施術
個室で照射部位に器械をあてていきます。
その後、アイシングや炎症止めのクリームを塗ってもらう場合もあります。
4.その日から毛が抜け落ちる場合も。
早い人は、その日から効果を実感できます。
遅くても1週間ほどでひげが抜け落ち、効果を実感できると思います。
5.また生えてくるので次回の予約を
一度の照射でなくなる毛もありますが、休止期だった毛がまた生えてきたりします。
つるつるにしたい場合は、その毛がなくなるまで、繰り返し器械をあてていく必要があります。
5.まとめ
毎日お手入れをしても、剃り残しがあったり、カミソリまけなどの肌トラブルなどがあっては、せっかくの手間がもったいないですよね。
顔は第一印象を決めると言われています。
すでに知っている人に対しても、いつも爽やかな顔でいることはよいことだと思います。
自分ではどうすることもできない青ひげなどにも効果があると言われています。
お手入れの手間を減らして、好感度をあげることができれば一石二鳥ですよね。
ぜひ一度「脱毛」について、考えてみてください。
Yuruu
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