驚きの栄養に納得!!チアシードがスーパーフードと呼ばれる理由

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スーパーフードと呼ばれ、人気のチアシード。
健康を保ちながらダイエットしたい人にとってピッタリです。

大さじ一杯でも栄養の宝庫!
実際、どれほどの栄養が含まれているのでしょうか?
詳しくみていきましょう。

1.エネルギー源のタンパク質!8種類もの必須アミノ酸と9種類の非必須アミノ酸が摂れる

体力やスタミナがなくなると、疲れやすくなりますよね。

タンパク質は筋肉や内臓をつくるため、体にとって必要不可欠な栄養です。
ちなみに、タンパク質の英語の語源「プロテイン」は、ギリシャ語で「第一」を意味しますので、やはりとても大切な栄養ですね。

タンパク質は体内で酵素や機能をコントロールしたり、神経伝達物質などになります。
つまり、脳や神経の働きを活性化するため、精神的にも安定します。

また、免疫機能を高めるため、病気や怪我をしても抵抗力となって回復が早くなりますよ。

タンパク質はもう少し細かく分類することができます。
実は、約20種類もあるアミノ酸で構成されています。
そのうち、9種類は必須アミノ酸。

体内で合成できなかったり、充分な量ができないために食品から摂取する必要があります。

チアシードには9種類のうち、8種類もの必須アミノ酸の他、9種類の非必須アミノ酸も含まれています。
手軽に必要な栄養を摂ることができる優れものですね。

必須アミノ酸が含まれている食品はイワシやアサリ、牛肉や鶏胸肉、卵。
苦手だったり食物アレルギーがある場合、摂ることが難しくなります。

チアシードなら食べやすく調理して美味しくいただくことができます。
比較的好き嫌いなく食べて必要なタンパク質も摂ることができるでしょう。
(前回記事→ダイエット効果だけじゃない!チアシードの魅力を教えます!

2.注目の第6栄養素!2種類の食物繊維をバランス良く摂れる

食べても体内で消化や吸収されずに、体の外へ排出される食物繊維。
意外にも、食物繊維ならではの働きがあります。

栄養が体内へ吸収される速度を遅らせたり、有害物質を体の外へ排出してくれるため体の健康に役立ちます。
それで第6の栄養素として注目を集めている訳です。

実際、糖質やコレステロールの吸収を遅らせて、血糖上昇や高脂血症、高血圧や食べ過ぎの予防にもなるため、生活習慣病の改善になります。

また、腸の働きを良くして、便通をスムーズにするため便秘の解消にもなります。
さらに、善玉菌を増やして腸内環境をキレイにするため、大腸ガンなどの病気の予防にもなります。

食物繊維は2種類に分類できます。
水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維です。
嬉しいことに、チアシードにはどちらもバランス良く含まれています。

食品の中ではコンニャクやキクラゲ、寒天など、海草や豆、ナッツや穀物などに多く含まれています。
仕事などで忙しくて、コンビニや惣菜などのお弁当で食事をすませることが多い人には不足しがちな栄養ですね。

食物繊維の不足は毎日のお通じでわかると言われているほど、腸を快調にして便通を促します。

長時間座ってお仕事する人や仕事柄トイレに行くことを我慢しがちな人にとって、チアシードは便秘解消に役立ちます。
不快なポッコリお腹も改善されるでしょう。

3.すごい効果!7種類ものミネラルを一度に摂れる

体の機能を維持したり、調整したりするミネラル。
体内では5%と微量元素ですが、なくてはならない栄養です。

必須ミネラルは16種類で、主要ミネラル7種類と微量元素9種類に分類されます。

そのうちチアシードには7種類も含まれています。

主要ミネラルのカルシウムやリン、ナトリウムやカリウム、マグネシウムなど5種類と、微量元素の亜鉛や鉄など2種類です。
これほど多種類のミネラルを一度に摂ることができるのは驚きです。

健康な骨や歯を作ったり、精神を安定させる働きがあるため、歯槽膿漏やイライラしがちな人に効果があります。

また、糖質の代謝良くしたり、神経や筋肉の機能を正常に保つ働きもあるため、高血圧や動脈硬化、心疾患の予防やストレスの軽減にもなります。
他にも、体内にある300種類もの酵素を助けたり、貧血や免疫機能の向上にも役立ちます。

あまりの忙しさや仕事のストレスでイライラする時は、ミネラルを摂ることで興奮を鎮めてくれます。
また、夏に多量の汗をかくとミネラルが不足して、筋肉の動きが悪くなり夏バテしますが、チアシードを摂ることで夏バテ対策もできます。

ミネラルが多く含まれている食品はイワシや干しエビ、昆布や大豆、あおさやあおのり、牡蠣やカツオなどです。
定期的に摂ることが難しい場合、チアシードなら適量をいつも摂ることができてとても便利です。

4.生活習慣病予防にピッタリ!不足しがちな不飽和脂肪酸の必要量が摂れる

1g当たり9kcalのエネルギー源となり、細胞や血液の成分にもなる脂質。
主な構成成分である脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つに分類されます。

また、不飽和脂肪酸は体内でつくられる一価不飽和脂肪酸と体内でつくられない多価不飽和脂肪酸に分けられます。
一価不飽和脂肪酸にはオレイン酸、多価不飽和脂肪酸にはリノール酸とα−リノレイン酸があります。

飽和脂肪酸は中性脂肪やコレステロールを増やす働きがあるため、肥満や糖尿病などの生活習慣病の原因になってしまいます。

一方、不飽和脂肪酸はコレステロールを低下する働きがあるため、生活習慣病を予防します。
正反対の働きがある訳ですね。

チアシードに含まれているのは不飽和脂肪酸です。
オレイン酸やリノール酸はコレステロールを下げたり、胃酸の分泌を調整したりします。

また、α−リノレイン酸は高血圧や心疾患、がんやアレルギー疾患を予防します。

チアシードは生活習慣病対策にぴったりですね。
さらに、α−リノレイン酸は体内に入ると、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)に変換されます。
つまり、嬉しい二重の働きがあります。

EPAは悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やすため生活習慣病を予防したり改善したりします。
(人気記事→脂肪肝は怖かった!知っておくべき症状と治療方法

また、血液の凝固を抑えて中性脂肪を減らすため、血液がサラサラになります。
他にも、花粉症やアトピー性皮膚炎や慢性気管支炎などにも効果があります。

DHAは脳や神経の発達が良くなり、学習能力や記憶能力を高めます。
最近、仕事でケアレスミスが多くなってきたと感じている人はぜひ摂りたい栄養ですね。

どちらも体内では合成されません。
食品ではサバやイワシなどの背の青い魚に多く含まれています。

働き盛りの男性にとって肉料理やとりあえず空腹を満たせる加工食品は多くなりがちかもしれません。
そんな時はチアシードで必要な栄養を補いましょう。

チアシード、栄養

まとめ

小粒だけど栄養がぎっしり詰まったチアシード。
ストレスが多い生活や生活習慣病になりやすい年齢の人など、現代人に不足しがちな栄養をバランス良く摂ることができますよ。

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HANA

HANA

いろいろな本を読んで役立つ記事をご紹介しています。調べることによって、新しい情報 を取り入れることができて知識の幅が広がります。実際、幾つか試して不調を改善できま した。実感したことですが、健康に良いと思える情報でも、すべての人に効果が出るわけ ではないということ。人それぞれ持っている体質・症状の個人差や生活スタイルの違いな どがありますので、期待していた効果が現れないとしても当然かもしれません。抱える不 調を治したいという思い、諦めないで改善する努力を続けることが大切だと感じました。 健康であれば日々の生活も楽しくなります。「これは自分に合うかもしれない」と思う情 報をぜひ試してみてください。
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