衰えた肌も復活!!男のための2ステップスキンケア

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男性は女性と比べると、お肌を気にしている人は少ないかもしれません。

でも、お肌の状態は頭髪や体形と同じぐらい第一印象に影響を与えています。

ただ実際にスキンケアをやってみたくても、何をどうしていいかわからないという人も多いでしょう。

今回は肌がてかる、しわが増える、なんだか顔がたるむといった男性ならではのお肌のお悩みを解決するスキンケアの方法をご紹介します。

1.実は男性のほうが女性よりもスキンケアが必要だった!?

男性がスキンケアを行わない大きな理由としては、面倒くさい、やったことがない、方法が分からないなどが挙げられます。
しかし、実は女性よりも男性のほうがスキンケアが必要なことをご存知でしたか?

1-1.女性よりも皮脂の量が多い

男性と女性の顔を比べた場合、男性のほうが女性よりもてかって見えることが多いですよね。

それには男性の肌の皮脂の量が関係しています。
というのも、皮脂を分泌しているのは「皮脂腺」という部分ですが、ここを司っているのが男性ホルモンなのです。

当たり前のことながら、男性は女性よりも男性ホルモンの分泌量が多いため、どうしても皮脂腺が活発に働いてしまいます。

また、男性と女性を比べると男性のほうが脂っぽい食べ物を好む傾向にあります。
その結果、どうしても男性のほうがお肌の皮脂の量が多くなってしまうのです。

1-2.女性に比べると肌が乾燥しがち

元々皮脂の量が多い男性は、どうしてもテカりが気になって水でじゃぶじゃぶと顔を洗ってしまいますが、実はこれも肌を傷める行為だったのです。

一時的にすっきりした気分になっても、実は肌にはダメージが蓄積されています。

そもそも皮脂が盛んに分泌されるのは肌が乾燥しているからなのです。

肌には角質層という部分があり、この部分に水分が不足するとそれを補おうとして皮脂を分泌します。
それを水で洗ったり、脂とりがみなどで必要以上に取り除いたりすると、皮膚はさらに乾燥を感じて皮脂を分泌します。

それが気になってまた顔を洗う、皮脂が分泌される、洗う、という悪循環を繰り返していると、肌はカサカサになりまるで老人のような見た目になってしまいます。

1-3.紫外線を浴びる量が多い

肌にダメージを与える存在である紫外線。

紫外線は皮膚の奥にまで届くと肌のハリを保つ物質を破壊、同時に細胞の遺伝子を傷つけるため、肌はそのダメージから身を守ろうとメラニン色素を分泌します。

メラニン色素は紫外線が皮膚の奥まで届かないよう盾となる役割を果たしますが、同時にシミやそばかすの原因となってしまいます。

男性の場合、日焼け止めや日傘などを使う習慣がない上、外での仕事が多いこともあり、女性よりも多くメラニン色素が作られがちです。
それが肌を老化させてしまうのです。

1-4.髭剃り

男性の毎日に欠かせないのが髭剃りですが、実はこれも肌にダメージを与えています。

髭剃りというのはカミソリを斜めに当て、皮膚から飛び出した髭をカットしていますが、実はこのときカットされるのは髭だけではありません。

カミソリは髭をカットするとともに、皮膚の表面も削り取っています。

「電気シェーバーを使っているから安心」と考えている人もいるかもしれませんが、実はそれは大きな間違いです。

確かにカミソリに比べると肌を傷つける可能性は少ないものの、カミソリに比べると刃を交換することが少ないため、劣化した刃によって皮膚を傷つけてしまったり、髭を引っこ抜くような形になってしまうこともあります。

また、何度も肌を往復させると摩擦によってカミソリと同様のダメージを受けてしまうことも。
しかもこれが毎日繰り返されるため、男性の肌は女性の比べてダメージを受けやすい状態になってしまいます。
(おすすめ記事→これで朝5分長く眠れる!ひげ脱毛のススメ

2.肌が老化するってどういうこと?

40代を迎える頃になると急に気になって来る肌の老化。
しかし、肌が老化するというのはどういう状態なのでしょう?

2-1.肌の老化は20代から始まっていた!

肌が老化したと感じる瞬間は、しわが増えた、シミが目立つなど人それぞれですが、実は肌の老化は20代から始まっています。

肌は常に新陳代謝を繰り返していますが、若い間はそれが頻繁に繰り返されていても、年齢を重ねると肌の再生を支える線維芽細胞の数が減少、なかなかスムーズに肌の再生が行われなくなります。

また、肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンなどの質も低下していきます。
しかしその衰えは非常にゆっくりなので、なかなか表面に現れることはありません。

それが表に現れるのが40代。
女性の場合には若いころからスキンケアを行っているため、急激な変化として表れることはありませんが、男性の場合には女性より皮膚が分厚いため、なかなか肌の衰えに気づきません。

それに加えて、日差しなどを浴び続けて紫外線によるダメージが蓄積、気づいたときには一気に中年の肌になってしまうのです。

2-2.スキンケアはUV対策から

肌が年を取ったと感じる大きな理由のひとつが「シミ」。

薄いものがぽつぽつと出てきたというのは若い人でも珍しくありませんが、老化が表に現れてきた場合、大き目のシミが顔のあちこちに浮き出してきます。

こうなってくると実年齢よりもはるかに上に見られるだけでなく、自分に自信もなくなり、なかなか相手の顔をきちんと見ながら話をすることもできなくなります。

この顔全体に出るシミの最大の原因は紫外線。
UVケアをせず日光に当たり続けると活性酸素が急増、これらが免疫力を低下させるほか、自律神経のバランスも崩れることでメラニン色素が増えシミという形で表れてしまうのです。
(人気記事→10歳老けて見える!!老人性色素斑の治療方法とは!?

こうならないために大切になるのが紫外線対策。

屋外に出る時にはきちんと日焼け止めクリームなどを使用することが重要です。

「今日の仕事は屋内で、外に出る時間は少しだけだから」「今日は曇ってるから大丈夫」、そんなときこそ注意が必要。
実は曇っていても、冬場でも常に紫外線は降り注いでいます。

たとえ短い時間でも、曇りの日でもUV対策は絶対に必要です。

さらに紫外線によるダメージが浴びたときだけではありません。
紫外線のダメージは肌に蓄積していくため、どれだけ弱い光でもそれは将来の肌トラブルの原因となるのです。

しかし、これまでUVケアを行わなかったという人でも、あきらめる必要はありません。

もちろん今まで浴びてしまった紫外線によるダメージをクリアにする方法はありませんが、正しい紫外線ケアを行い、これからの紫外線ダメージをできるだけ予防することで、将来のシミやそばかすなどを予防することができるのです。

3.男性でも簡単!2ステップスキンケアの方法とは?

年を重ねてお肌の状態が気になり、スキンケアを始めようとしてもどうしていいかわからないと言う人は少なくありません。

しかし、スキンケアといっても構える必要はありません。
方法はたった2ステップだけです。
(おすすめ記事→デキる男は美容も必須!30代男性だからこそやるべき美容ケア

3-1.洗顔

まずスキンケアを始めようというとき、重要なのが洗顔です。
男性の場合、メイクをすることはないため、石鹸で顔を洗ってそれで終わりという人も多いと思いますが、実はその洗い方が重要です。

まずおすすめしたいのは、しっかり泡立ててから洗顔を行うこと。
洗顔料などを泡立てることで、細かな泡で毛穴の奥まできちんと汚れを落とすことができます。

しかもしっかり泡立てておくことで、洗い残しによる肌トラブルを防ぐことができます。
このとき気を付けたいのが、手のひらでごしごしと肌をこすらないようにすること。

しっかりと洗えばそれだけ汚れが落ちそうと思いますが、ごしごし肌をこすると、肌がダメージを受けるだけでなく、保湿のために必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
そうすると肌は乾燥していると考えてさらに皮脂を分泌、一層テカリがひどくなってしまいます。

顔を洗うときには、指や手のひらではなく、泡で顔を洗う意識が必要。
できるだけ肌にダメージを与えないように注意しながら洗顔を行いましょう。

3-2.整肌

また、自分の肌がどのようなタイプなのかを把握することも重要です。

もし顔を洗ったあと、すぐに肌がべたべたしてくるようであれば、皮脂腺の分泌が活発なタイプ。
そういう人の場合、洗顔の後放置しておくと次々に皮脂の分泌が行われるため、それを抑えるためにも保湿ローションなどを使用しましょう。

最初は顔のべたつきが気になるかもしれませんが、次第に皮脂腺の働きが抑えられ、肌が正常な状態を取り戻すことができます。

逆に顔を洗ったあと肌がカサカサするといった人は乾燥肌になっていることが考えられます。

これは皮脂腺の働きが不足し、肌から水分が奪われている状態です。
こうなるとしわができやすくなるなどの原因となります。

この場合は保湿ローションなどで水分補給を行ったあと、乳液やクリームなど油分の含まれたもので水分の蒸発を防ぎましょう。

このどちらでもなく、肌がピリピリしたり、赤くなったりする男性は敏感肌の可能性があります。

敏感肌の人は、肌の感受性が強いため、すぐにダメージを受けやすいタイプです。
放置するとアトピー性皮膚炎になったり、にきびができたりするので、敏感肌専用のコスメなどを使用しましょう。

また、アルコールが含まれているものには要注意。
さらに乾燥が進むことがあるため、できるだけアルコールを使用していないものを使いましょう。

4.男の肌がたるむ原因は?

加齢による肌トラブルのなかで上位に挙げられるのが「たるみ」。

最近なんだか顔のラインが変わって来た、昔よりもあごのラインが丸くなった、そういうときにはほとんどの場合、たるみが原因と言われています。

4-1.紫外線

肌がたるむ原因のひとつは紫外線。

紫外線はシミやそばかすだけでなくたるみの原因にもなります。
これは深部まで届いた紫外線がコラーゲンやヒアルロン酸を分泌する肌の細胞を破壊してしまうためです。
紫外線ケアは少しでも早く始めたほうがいいと言えるでしょう。

4-2.乾燥

意外なことに、たるみの大きな原因となるのが肌の乾燥。

男性の場合、スキンケアをしていないと肌の水分が失われやすくなりますが、それがひどくなると細胞の弾力が失われ、肌細胞が破壊されていきます。
そうすると支えきれなくなった皮膚が下に下がり、たるみが生まれてしまいます。

4-3.筋肉の衰え

若い人にはほとんどたるみは見られませんが、実はここには顔の筋肉が関係しています。

顔は実は脂肪が多く、それを筋肉が支えていますが、加齢により筋肉が衰えてくると、どうしてもまぶたや頬などが垂れ下がってしまいます。
また筋肉が衰えることで血行が悪くなり、リンパが滞るなどして肌に必要な栄養分が運ばれにくくなってしまいます。

4-4.生活習慣の乱れ

実はたるみと関係しているのが生活習慣なのです。
一般的に睡眠不足になると肌が荒れると言われていますが、これは睡眠中にホルモンバランスが整えられ、肌のダメージ修復に必要な栄養バランスの運搬が行われるからです。

しかし生活習慣が乱れると、自律神経がうまく働かなくなることで栄養補給がうまく行かなくなり、その結果として肌からハリが失われてしまいます。

5.若い肌を作る食生活と栄養素とは

スキンケアは洗顔やUVケアなどが重要ですが、それと同じくらいに大切なのが、食生活と栄養補給。

きちんと栄養を補給することも、立派なスキンケアの一つです。それでは肌に必要な栄養成分にはどのようなものがあるのでしょうか。

5-1.ビタミンB6

ビタミンB6は皮膚や粘膜を正しい状態にキープする働きを持っている栄養素です。

年をとっても、肌は新陳代謝を繰り返していきますが、ビタミンB6はこの肌の新陳代謝をサポートする役割があります。
不足した場合には、肌の再生がうまく行かなくなり、その結果、実年齢以上に老けた肌になってしまうのです。

ビタミンB6はかつお、まぐろ、レバーなどに多く含まれています。

5-2.ビタミンB2

ビタミンB群には体内の脂肪の燃焼に役立つビタミンですが、その中でも特にビタミンB2には摂取した食べ物をエネルギーに変える働きがあります。

さらにビタミンB2も皮膚と粘膜の健康を支える役割があり、レバーやうなぎ、卵などに豊富に含まれています。

スキンケア

まとめ

紫外線対策から洗顔、食生活まで、肌の老化には様々な要素が関係しています。

一日でも早く始めれば、それだけ効果がでるスキンケア、これまでためらっていた人も、ぜひ挑戦してみましょう。

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T.Ttally

T.Ttally

食べたい欲望や体の衰えと戦うアラフォーライター。日夜新しいトレーニングやダイエットレシピなどを自ら実践、紹介しています。
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