30歳を超えた辺りから人間の体は基礎代謝が下がり、太りやすくなります。
しかし、ある細胞の働きを利用する事で、年齢に関係なく簡単に痩せられるのです!
「ビーマルワン」という細胞が、そのカギを握っています。
ダイエットに深く関係する細胞「ビーマルワン」
人間の体内には様々な細胞がありますが、中でもダイエットに深く関係している「ビーマルワン」という細胞があります。
この細胞、あまり聞き慣れないものですが、一体どんな働きをする細胞なのかというと、実は食べ物を脂肪として体内に取り込み、溜め込む働きをする細胞なのです。
脂肪というと、物を食べ過ぎると自然に増えて行き、あまり食べなければ自然に減っていくような曖昧なイメージを持っている方が多いと思います。
しかし、体内の脂肪分の量はこのビーマルワンの影響によって増減する割合が高いのです。
ビーマルワンは時間帯によって、発生量が変化する
ビーマルワンは常に一定量が体内に存在するワケではなく、時間帯によって増えたり減ったりします。
ここでお気付きの方も多いかも知れませんが、減っている時間帯であれば食べ物をたくさん食べても、脂肪が体内に取り込まれる量が少ないのです。
では時間帯によって、どのようなサイクルで発生量が変化するのでしょう?
一例として朝の7時前後に起床し、夜の24時前後に就寝される一般的な生活を送っている方に合わせて解説します。
ビーマルワンのサイクル
まず、最も発生量が少なくなる時間帯は朝の6時前後です。
起床時間が7時、恐らくそこから1時間以内に朝ご飯を食べる方が多いと思いますが、この時間帯であれば例えお菓子などの甘い物を食べたとしても非常に太りにくいのです。
よく間違ったダイエット方法として、朝ご飯を抜くという方法が紹介されます。
そこで言われるリスクとしては1日の集中力が低下したり、貧血になりやすかったりといったものが主ですが、そもそも脂肪が取り込まれにくい時間帯に当たるためご飯を抜いてもあまり意味が無いのです。
ではその後の時間帯、どう変動していくのか?
ビーマルワンは徐々に体内に数を増やして行くのですが、そのピークとなるのが夜の22時。
社会人の男性であれば一杯やっている方も多い時間帯です。
30歳を超えて基礎代謝が落ち始め、尚かつこの時間帯に大量に飲み食いする機会が増えてしまうと、一気に肥満が進んで行ってしまうでしょう。
30代以上の方であれば、ご自身の体型がどんどん崩れていってしまう事を自覚されている方も多いかと思います。
加齢変化の一言で片付けがちですが、実はこういった明確なメカニズムが背景にあったのです。
理想的な食のリズムは?
ではビーマルワンの働きを利用したダイエットを1日のスケジュールで追っていきますので、実際にこの食生活をしている所をイメージしながら、読み進めていって下さい。
朝食のポイント(7時ごろ)
まずは前述の通り、朝は好きな物が食べられます。
油っこい物・甘い物、なんでも好きに食べて頂いて結構です。
しかし、朝から食欲は湧きづらいもの…朝ご飯プラスアルファ程度に好きな物を食べて、仕事に出掛けます。
昼食のポイント(12時ごろ)
ご飯時のお昼12時前後、ここでも好きな物が食べられます。
カツ丼やカレー、肉料理などお好きな物を食べて下さい。
夕食のポイント(20時ごろ)
その後お仕事を終えられ、夜の20時前後を迎えました。
ビーマルワンが最大量に達するのは22時…という事は、出来る限りそれ以前に夜ご飯を食べておいた方がいいですね。
それに今の時点でビーマルワンの量はお昼に比べて増加しています。
どうせ朝になれば好きな物が食べられますので、ここは軽く食事制限をしましょう。
脂肪分の少ないサラダ中心にするなど、1日で唯一の食事制限だと思って我慢して下さい。
夜食(24時ごろ)
就寝時間の夜24時、少しお腹はすいています…しかし何度も言いますが、朝になれば食べられるんです。
この時間帯の空腹にも慣れるでしょうし、寝てしまいましょう。
また朝を迎えましたので、昨晩我慢した分、朝ご飯にプラスして好きな物を食べましょう。
と、このようなリズムになります。
食事全般のポイント
もうお分かりかと思いますが、夜の食事制限は若干必要になるものの、朝になれば食べられる・昼も食べてOKという逃げ道がしっかり用意されています。
ダイエットが上手く行かないケースにありがちなのが、継続が難しいような食事制限をやろうとしてしまう事です。
当然ストレスにもなりますし、ひたすらに辛い。
しかし、このダイエット方法であれば、闇雲な食事制限は必要なく、ピンポイントに食べる量を調整するだけでOKなのです。
習慣化しやすい食生活
さらにもう1つお勧めな点が、リバウンドがしにくいという事です。
というのも、この食生活が崩れてリバウンドに繋がるケースは、夜に食べる量を増やした場合のみです。
夜ご飯のタイミングと量だけに気を付けていれば、元々無理の無い食生活なだけにそう簡単にはリバウンドしないのです。
むしろこの食生活は習慣化しやすく、継続が難しくありません。
リバウンドはダイエット期間と通常期間の食生活に差があるほど発生しやすいもの。
しかし、そのリスクも最小限に抑えられていて安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
太る事のメカニズムさえ把握してしまえば、予防策はこんなにも簡単に取る事が出来るのです。
しかし、まだ1つだけ問題が残っています。
ダイエットをしたい30代以上の社会人男性の方にとって一番の敵、付き合いの場での飲み食い。
これは前述の通り22時前後から終電辺りの時間まで行われるでしょう。
参加される際に心掛けて頂きたいのは、お酒は飲んでも良いのですが出来る限りおつまみを食べない事。
「ご飯は先に済ませて来ちゃいました」などと言って、出来る限り食べ物に手をつけずに済むよう注意して下さい。
体型の崩れてしまった30代以上の男性でも、まだスリムで若々しいスタイルを取り戻せます!
是非このダイエットを実践し、その効果を体感してみて下さい。
寄稿者
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