30代を過ぎた多くの男性が、体重やお腹まわりのサイズを気にするようです。
その原因は「食生活」かもしれません!?
あなたは以下のような食生活を送ってはいませんか!?
1.食べる時間が短い、いわゆる「早食い」
昼間に賑わう「牛丼」などのチェーン店。
男性一人が並み一人前を食べ終わる時間は「約三分」というデータもあります。
健康的に食べるべき食事時間は「およそ20分以上」と推奨されており、たった三分で食べ終わってしまうのは推奨されている時間の約七分の一です。
なぜ早食いがいけないのか。
原因の一つに「咀嚼回数が少ない」ことがあげられます。
まずたくさん噛む事により人は「満腹感」を得ることができます。
時間をかけてゆっくり噛む事により、だんだんと満腹になり、「これ以上はやめておこう」と食事にブレーキを掛けることができます。
しかし早食いの場合、噛む回数が圧倒的に少ないので大量に食べても満腹感を得ることができず、つい「大盛り」や「おかわり」をしてしまうこともしばしば。
こうしたことから肥満につながってしまうのです。
またゆっくり噛んだ食事と、あまり噛まずに早食いをしたケースでは「消費エネルギー」の違いが出ます。
ゆっくり時間をかけて咀嚼をした食事の方が、胃腸の中で消化活動が活発になり、多くの消費エネルギーを使うことになるのです。
こうしたことから「早食い」がいかにダイエットの敵であることが分かります。
(人気記事→健康は食事で決まる!体にやさしい食生活のポイント)
2.夜に集中して食べている
忙しい現代人は、夜遅くに帰ってきて食事をし、朝起きても食欲はなく朝食を抜いてしまう人も多いようです。
これをナイトイーティングシンドローム、通称「夜食症候群」と呼ばれ、ダイエットにとっては非常に良くない食生活です。
通常人間は、朝起きて日中に活動し、夜に休みます。
私たちの体は日中にエネルギーを使い消費し、夜寝ている間にエネルギーを蓄えたり疲労回復を促すのです。
そのため「夜遅く、寝る直前に食事をする」ということは、必要以上にエネルギーを体内に貯えることにつながります。
エネルギーを消費する朝や昼間に食事を多くとるより、消費エネルギーが減ってしまう寝る前の食事は「より肥満に近づく」ことでもあるのです。
どうしても夜遅くに帰ってきてからの食事になってしまう方は、その食事内容に気を付けましょう。
高カロリーな食事は避け、足りないなと感じるくらいの食事量がベストです。
その分翌朝の朝食にボリュームを付け、日中の消費カロリーをあげることが健康的な食生活となります。
(食生活のポイント→健康は食事で決まる!体にやさしい食生活のポイント)
3.アルコールをよく飲む
アルコールに高いカロリーが含まれていることはご存知の方が多いと思います。
例えばご飯1膳は平均的に150グラム=240kcalです。
これと同量のカロリー摂取をするアルコールなら、ビールは約570ミリリットル(中ジョッキ1杯ほど)、そして日本酒なら約190ミリリットル(コップ1杯)ということになります。
たった中ジョッキ一杯でごはん1膳分のカロリー…。
ビール好きな方ならば飲み会で中ジョッキを軽く5,6杯飲んでしまうこともあるでしょう。
つまりそれはご飯を5、6膳食べているのと同じことになります。
そう考えるといかにアルコールが肥満の原因につながってしまうか分かるかと思います。
またアルコールを摂取するときの「おつまみ」も肥満の原因の一つです。
アルコールにあうおつまみと言えば、その多くが「味が濃くハイカロリー」な食べ物。
からあげやピザ、ワインによく合うチーズなども同じです。
だからといって何も食べずにアルコールだけを摂取するのも問題があり、ついついおつまみを食べながら飲んでしまう。
飲み終わったあとはラーメンやお茶漬けを平らげてしまう人も少なくないでしょう。
こうしたことから、お酒をよく飲む方の方が肥満につながることが多いのです。
4.缶コーヒーや清涼飲料水など「糖分」が入った飲み物をよく飲む
女性の場合、仕事中や食事の後に「間食」をしてしまい肥満につながるケースもあるのですが、男性の場合甘い缶コーヒーや清涼飲料水などをこまめに飲み、肥満の原因となってしまうケースが多いようです。
特に砂糖のたっぷり入った「炭酸飲料」は、エネルギー量、炭水化物、脂質がたっぷり含まれており、毎日飲み続けることにより体重をどんどん増加させていきます。
日本より深刻な肥満問題を抱えているアメリカでは、以前は学校の自動販売機や食堂で購入することができた清涼飲料水の販売を、学校では禁止する条例も出てきました。
甘い清涼飲料水は毎日飲み続けることになりクセになり、普通のお茶や水では物足りなさを感じてしまうとも言われています。
どうしても甘い炭酸ジュースが飲みたいならば、最近ではカロリーを抑えた商品も数多く出ているのでそれらに切り替えてみたり、微糖とされている商品に変えたりして、ゆくゆくは水やお茶などに切り替えていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
どの項目も当てはまらない、という方は正しい食生活が出来ているのかもしれません。
しかしそれでも体重が増加してしまうという方は、「食べ過ぎ」が原因かもしれません。
肥満は運動不足などにより引き起こされることもありますが、その原因の多くは「食生活」によるものです。
忙しい現代人にとって改善することは難しいこともありますが、健康的な体になるためにも、できることから食生活の改善を始めてみてはいかがでしょうか。
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