スピルリナは生活習慣病や白髪にまで効果あり!?驚きの効能とユーグレナとの違い

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高い栄養価の万能食品「スピルリナ」

その効能はダイエットだけでなく、生活習慣病の予防やアンチエイジングにまで及びます。

健康な人も、ぜひスピルリナを試してみてください。
それではスピルリナの効能と類似品との違いについてご紹介します。

1.スピルリナの効能~まさに万能食品~

前回ご紹介しましたが、スピルリナは生物学的には藻の一種です。
(前回記事→いま注目の食品スピルリナ!高いダイエット効果とその副作用とは!?

ビタミン・ミネラル・タンパク質・クロロフィル・食物繊維・アミノ酸・グリコーゲンなどたくさんの栄養を豊富に含んでいます。

そしてスピルリナには、便秘改善・美肌効果・免疫力の強化・貧血の改善・肩こりの軽減・疲労回復・コレストロール値の改善・血糖値の改善・片頭痛の軽減・そして生活習慣病の予防や改善の効果などがあります。

1.スピルリナの効能~生活習慣病の予防~

スピルリナには生活習慣病を予防する効果があります。

生活習慣病の原因の1つが、偏ったバランスの悪い食事です。
忙しいとつい、ファストフードやインスタントラーメン、パンなど炭水化物ばかり摂取しがちです。

体のためには、お肉や野菜などを加えバランスよく食べることが大切です。
ですが、なかなか難しいと感じたらスピルリナを飲んでみてください。

スピルリナの栄養は、生活習慣病にどのように効果があるのでしょうか。

1-1.ビタミンB群

スピルリナにはたくさんのビタミン類を含んでおり、その中のビタミンB群には新陳代謝を活発にしてくれる効果があります。
そのため、糖質の代謝が良くなり糖尿病を防いでくれるのです。

太っていなくても、糖尿病にかかる可能性があるので、スピルリナをとって予防することは大切です。

1-2.コレステロール値のバランス調整

血中のコレステロールが溜まると、高血圧になりやすくなり、脳卒中になる危険性も出てきます。

スピルリナには血中コレステロール値を調整してくれる作用があるため、高血圧の予防や内臓の働きを良くしてくれます。

1-3.食べ過ぎを防ぎ、バランスよく栄養を摂る事が出来る

スピルリナを摂ると、お腹の中で水分を吸収して膨らみます。
そして膨らむことによって満腹中枢が刺激される為、食べ過ぎを抑制できるのです。

食べ過ぎは肥満の原因となりますので、そのことをスピルリナで防ぐことが出来ると言うわけです。
そして色々な栄養素を多く含んでいる為、免疫力があがり、生活習慣病の予防にもなります。

生活習慣病になる原因として、食生活の乱れがありますが、スピルリナを摂る事によってそれを防ぐことが出来ます。
スピルリナはスーパーフードと呼ばれるほど色々な栄養をたくさん含んでおり、とても体に良いのです。

偏った食生活を続けると、肥満・糖尿病・虚血性心疾患・高血圧・脳卒中・癌・脂質異常症・骨粗しょう症・貧血の原因になります。

栄養が偏っている人は、スピルリナを摂る事によって、バランスよく栄養を補給することが出来ますので、生活習慣病の予防になるのです。

しかし、栄養は過剰になっても病気を引き起こす原因になりますので、そこのところを良く考えて摂る事が大切です。

そして朝食を抜く生活習慣も良くありません。
その場合は朝、野菜ジュースやスムージーにでも良いので、そこに粉末のスピルリナを混ぜるなどをして飲むと良いでしょう。

1-4.悪い生活習慣による疲労やストレスに効果がある

スピルリナには多種多様な栄養素がたくさん含まれています。
そしてそれらの成分は、悪い生活習慣によって溜まった疲労やストレスを解消させてくれる効果があるのです。

スピルリナに含まれているタンパク質は、筋肉疲労に効果がありますし、ビタミンB群はストレスの耐性を高くし、精神的な疲れを回復させる効果があります。

βカロチンは、紫外線を受けることによる疲労や、肌荒れに効果があります。
クロロフィルはストレスの軽減や、胃腸のダメージを回復させる効果があります。

そして、ミネラル類には、人間が健康な体を維持したり、精神を安定させるのに必要な栄養素です。

このようにスピルリナには、生活習慣による疲労やストレスを回復、もしくは軽減させてくれる栄養素がたくさん含まれています。
人間は生きていく上で、疲労やストレスを避けることは難しいと思います。

そして、普段の食事でバランス良く栄養を摂ることも、なかなか難しいと思います。
そんなことから、栄養が豊富なスピルリナを摂る事によって、生活習慣病になる原因の疲労やストレスを軽減させることが出来るので、スピルリナはオススメです。

2.スピルリナの効能~アンチエイジング~

先述のとおり、スピルリナには体に必要な糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれているので、効率よくエネルギー消費することができます。

また、抗酸化力や免疫力を上げる作用があるので、アンチエイジング効果、ダイエット効果なども期待できます。

老廃物を排出する働きがあるので血流が良くなり、顔のくまやくすみが改善され、肌の色が明るくなったり、肌トラブルなどの改善も期待できたりします。

血流が良くなることで、頭痛や肩こりなどの症状にも効果があるなど、全身に良い効果をもたらしてくれます。

安全性についても、スピルリナは昔から食用として食べられていたので問題ありません。

良質のたんぱく質は頭皮の状態を良くし、色素細胞を活性化させ白髪を予防します。
白髪が生えてきた、と諦めてしまうのはまだ早いですよ。

3.白髪の予防にスピルリナ

30代になると、いつの間にか生えてきている白髪。
白髪を見つけたことで、加齢を実感する人も多いかもしれませんね。
(人気記事→デキる男は美容も必須!30代男性だからこそやるべき美容ケア

白髪が生えてくる年齢には男女差があり、男性は30歳前半から、女性は35歳前後からと言われています。
男女差があるのは、ストレスや頭皮の状態などが関係しているようです。

では、どうして白髪ができるのでしょうか。

3-1.白髪の原因・老化

毛髪は生まれたときは無色透明な色をしています。
それに色素細胞(メラノサイト)が作るメラニンの働きが加わり黒い毛髪になります。
働きが弱ければ、茶色の毛髪になります。

しかし、老化によりメラノサイトの機能が低下し、メラニンをうまく作れなくなると、白髪になってしまうのです。

老化による白髪には、スピルリナの抗酸化作用で対策をしましょう。
体内の老廃物を排出し、色素細胞の働きを阻害しないように促します。

3-2.白髪の原因・栄養不足

毛髪の成分は80%~90%がたんぱく質で、残りが水分、脂質、メラニンで構成されています。

毛髪のほとんどはケラチンというたんぱく質ですが、細かく見てみるとイソロイシン、シスチン、ロイシン、チロシンなどなど約20種類のアミノ酸の集合体となっています。

スピルリナには、人体の構成に必要なアミノ酸が多く含まれています。
髪の質をよくするアミノ酸を含み、中にはメラニン色素を作り出すチロシンも含まれているため、白髪対策としておすすめです。

他にも、鉄、銅、亜鉛、カルシウム、ビオチンなどの不足も白髪を引き起こしますが、スピルリナには、全ての成分が含まれているため、栄養不足による白髪にはぜひ摂ってほしいサプリです。

3-3.白髪の原因・ストレス

ストレスにより血流が悪くなりメラノサイトの働きが悪くなると、白髪が生えてくることがあります。

ストレスが溜まるとミネラルが多く消費されるため、ミネラルが不足しがちになります。
頭皮に必要なミネラルも失われてしまうので、ストレスを強く感じたら意識的に補給する必要があります。

スピルリナには、カルシウム、マグネシウム、カリウムなど約15種類のミネラルが含まれているので、バランスよく補給することができます。

ストレスが原因による白髪は、その原因を解決することで黒い毛髪に戻ります。
しかし、どうしても解決が難しい場合は休養をしっかりとり、頭皮マッサージをするなどして血流をよくすることで、改善に向かうケースもあります。

3-4.白髪の原因・遺伝

白髪の生えやすさは、個人差があります。
これは遺伝によるものが大きいとの説がありますが、必ずしもそうだとは言い切れません。

対策として、栄養をとり、頭皮の状態を健やかにすることで白髪の発生を遅らせることができるでしょう。

4.未知の可能性を秘めた「フィコシアニン」

スピルリナの万能な栄養成分には驚くばかりですが、さらに独自の成分があるのです。

それは「フィコシアニン」という青色の色素成分のことで、微細藻類の中でもスピルリナ独自の成分として注目されています。

この成分のすごいところは、体にある脂質を取り除く働きをしたり、有害物質の排出を促したり、肝臓機能の働きをサポートするところです。
それにより免疫力があがるので、生活習慣病が予防できます。

他にも不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸、Yリノレン酸なども多く含み、血中の悪玉コレステロールを減らしたり、血圧上昇を抑えたりする働きをします。

フィコシアニンの効能は、全て解明されていなく、未知の可能性を秘めた成分なのです。
栄養価も高く、抗酸化作用や免疫機能にも作用するスピルリナ。
およそ35億年前から続く生命力のすごさを感じますね。

5.スピルリナとユーグレナとの違い

同じような微細藻類のサプリで「ユーグレナ」というものがあります。
CMなどでも有名ですが、ミドリムシを大量培養させて食用に安定化させたものがユーグレナです。

誕生は5億年ほど前ですが、食用として完成したのは2005年です。

一方、スピルリナは古くから食用としての歴史があり、大量に培養成功したのもユーグレナより30年ほど前になります。

ユーグレナには100%ユーグレナ成分というものがなく、一定量の添加物が入っています。

ユーグレナの大きさは約0.003㍉~0.005㍉で、スピルリナの1/10程度の大きさのため、収穫には遠心分離機を使用します。
そのためコストがかかり、サプリなどの価格も少し高めとなっています。
ユーグレナは1ヶ月あたり約3000~5000円。
スピルリナは1ヶ月あたり約1000~2000円。

栄養素は大きな違いはありませんが、スピルリナには含まれていないDHAやEPAなどの成分や、含有量の少ないビタミンCなどが多く含まれています。

また、ユーグレナをはじめ、植物は光合成によりデンプンを作るのが一般的ですが、スピルリナは即エネルギー源となるグリコーゲンを作り出すので、活動的に過ごすことができます。

6.クロレラとの違い

他にもクロレラという藻類のサプリがあります。
有名なので聞いたことがある方も多いと思います。

クロレラはクロロフィルaや葉酸、ビタミンDを多く含まれているものの、栄養価の違いはあまりありません。

ですが、厚い細胞壁をもっているため消化吸収率が低く、せっかくの栄養が便として排出されてしまいます。
その際、緑便となってしまいます。

そのためサプリでは、細胞壁を壊す処理をして、消化吸収率を上げたものが多く出回っています。
それでも、細胞壁のないスピルリナ、ユーグレナの吸収率が9割程度なのに比べると、吸収率は6割程度となっています。

せっかくの栄養が吸収されないのはもったいないですね。

7.おすすめのスピルリナ商品

テレビでも栄養士の注目の食品として取り上げられたスピルリナ。

通販やドラッグストア、薬局などで手軽に購入できます。
粉や錠剤がありますが、磯の香りがするなど味に少しくせがあります。

おすすめはスピルリナ普及会の「スピルリナ100%」という商品です。
30年以上の実績がある会社なので、安心ですね。

DHCもスピルリナのサプリを出しています。
価格も手頃で気軽に試しやすいと思います。

サプリだと思うと飲み忘れたりするので、食事だと思って毎日飲むことを習慣にしてください。

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まとめ

古くから食べられてきたスピルリナ。
その栄養価と効能を知ると、さすがスーパーフードと言えますね。

生活習慣病が心配な、偏った食事をしがちな人。
スピルリナには、それをサポートする効果があります。

忙しくてバランスのよい食事ができない方、免疫力が下がってきたと感じる方、老化を感じた方やダイエット中の方も、また健康な方も、ぜひスピルリナを試してみてください。

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