二日酔いの頭痛の原因と治し方。水と食事とおすすめ市販薬4つで対策を!

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二日酔い頭痛(2016.6.9)

二日酔いによる頭痛。
ときには激しい痛みが生じる時もあります。

仕事ができなくなったり、生活に支障が出る前にできるだけ早く治しましょう。
今回は二日酔いによる頭痛の対策と、頭痛の症状が出た時の治し方ご紹介します。

1.頭痛の種類

いろいろな種類がある頭痛。
痛み方や痛む回数も人によって違います。

実際、100種類以上に分類されているので、二日酔いによる頭痛の原因に合わせた治し方が大切です。

もともと豆腐のように柔らかい脳は、硬い頭蓋骨の中にあって髄液の中に浮いています。
浮いている状態につなぎとめるのが、痛みにとても敏感な血管や神経などです。
頭痛は血管や神経に刺激が与えられたり、引っ張られたりすることで生じます。

1.機能性頭痛

頭や体に特に異常がなく、繰り返し起きる頭痛や慢性的な頭痛、激しい痛みが伴う頭痛を「機能性頭痛」と言います。

ズキンズキンと脈打つように痛む偏頭痛。
筋肉のコリからくる重い感じの緊張型頭痛。

一定期間、片目のあたりが痛む群発頭痛。
冷たい物を食べた時やきつい帽子で頭が締め付けられた時に痛む器質的病変を伴わない頭痛などです。

2.症候性頭痛

逆に明らかな原因がある頭痛を「症候性頭痛」と言います。
血管障害・頭部外傷・脳腫瘍などの頭痛が含まれます。

他にも、風邪をひいた時や神経痛による頭痛、低酸素・炭酸ガス・低血糖などの代謝障害による頭痛です。
アルコールの二日酔いによる頭痛も症候性頭痛に当てはまります。

2.二日酔いの頭痛を原因別に治す方法

体の中に入ったアルコールの90%を解毒する肝臓。
お酒を飲んで酔っても、ぐっすり眠った翌朝には元のすっきりした状態にします。

しかし、肝臓のキャパ以上のアルコールが入ってきて処理しきれなくなると、様々な障害が起こります。

1.アセトアルデヒドの代謝不足の頭痛

肝臓で分解されて生じる毒性の強いアセトアルデヒド。

血管や神経に指令を出す自律神経を刺激したり、副腎から分泌されるホルモンの分泌を促します。
それによって顔が赤くなったり心臓がドキドキしたりします。

アセトアルデヒドを代謝する能力には個人差があります。
お酒を飲むと顔が赤くなる人は、生まれつきその代謝が弱いため頭痛を起こしやすくなります。

また、血管拡張作用のあるアルコールは偏頭痛や群発頭痛を起こしやすくなります。
特に、赤ワインは血管拡張作用のあるヒスタミンを含んでおり、頭痛になりやすいでので少量を心がけましょう。

ビールやウィスキー、ワインやウォッカ、日本酒や焼酎など様々な種類があるお酒。

チャンポンは悪酔いすると言われていますが、実際は根拠がありません。
製法の改善によって、塗料の溶剤や香料の原料にも使用されているフーゼル油などの不純物の混合がほとんどなくなっているからです。

ですが、チャンポンすると一種類飲んだ時よりも飲んだ量がわかりにくくなるため、必然的にアルコール量が増えます。
アルコールの多量摂取は、アセトアルデヒドの代謝不足を招きやすくなります。

自分の限界を見極めて、飲み過ぎないようにしましょう。

2.水分・電解質不足に伴う頭痛

肝臓で酵素によって分解されたアセトアルデヒドは、炭酸ガスや水に変化します。

アルコール量が増えると、肝臓の細胞内の水分・電解質のバランスが崩れてしまい頭痛になります。
水分を補給しましょう。

3.アルコールの分解酵素の不足による頭痛

アルコールの解毒を行う肝臓。

肝細胞の中にはアルコールの分解に関係する幾つかの酵素があります。
たんぱく質でできている酵素の能力にも限界があるため、能力以上の働きが求められると二日酔いになり頭痛になってしまいます。

酵素の働きを活性化するために、お酒と一緒に良質のたんぱく質を摂りましょう。
動物性食品に多い牛肉や卵、植物性たんぱく質である大豆や豆腐などです。

但し、食べ過ぎは肝臓の負担を増やします。
時間をかけて適量を摂りましょう。

4.低酸素症の代謝障害に伴う頭痛

多量のアルコールを摂取すると、血液中に乳酸や尿酸が増えて酸欠症の状態になってしまいます。

血液中の酸素が不足すると、血管は酸素を確保しようとして拡張します。
二酸化炭素も同じように血管拡張作用があるため頭痛になります。

以前よりも急に酔うようになったり悪酔いするようになった時は、特に注意が必要です。
飲み過ぎないようにしましょう。

5.低血糖の代謝障害に伴う頭痛

血液中のブドウ糖の濃度が減ってくる低血糖。

低血糖は体の脂肪を脂肪酸にして溶かします。
脂肪酸は偏頭痛を誘発する物質ですから頭痛になってしまいます。

食事を抜いたり、お腹が極端にすいてしまうなら、血糖値が低下して頭痛が起きやすくなります。
空きっ腹で飲むお酒はやめましょう。
また、低血糖にならない食べ物をお酒と一緒に食べましょう。

3.二日酔いの頭痛の治し方

早く治したい辛い頭痛。
自分の体質や状況に合った方法を選びましょう。

1.頭痛薬の服用

即効性のある鎮痛薬。
外せない用事がある日は特に役立ちます。
但し、鎮痛薬の飲み過ぎは避けましょう。

アスピリンが含まれている「バファリンプラスS」
胃の粘膜を保護しながら、脳の血管を収縮し痛みを鎮めます。

イブプロフェンが含まれている「イブクイック頭痛薬」
胃酸を中和しながら、頭痛の痛みのもとであるプロスタグランジンの発生を抑えます。

ロキソプロフェンナトリウムが含まれている「ロキソニンS」
優れた鎮痛効果があります。

イブプロフェンとエテンザミドが含まれている「ナロンエース」
痛みのもとをとりつつ、脳の中枢神経で痛みが伝わるのを止めるダブルブロック効果があります。

2.水分を補う

酔いざめに欲しくなる水。

肝臓の細胞の水分バランスが崩れるために起きます。
こまめに水分を摂りましょう。

また、電解質不足によっても起きる頭痛。
カリウムやナトリウムといった電解質が入っているスポーツ飲料を飲みましょう。

血液中の酸素不足による頭痛は、酸素入りミネラルウォーターが効きます。

3.カフェイン入りの飲み物を飲む

脳の中枢神経を興奮させるカフェイン。
カフェインが入っているコーヒーや濃い緑茶を飲むなら、一時的に頭痛を緩和します。

但し、アルコールの濃度を下げたり、アルコールの解毒作用を早める作用はありません。

4.果糖を摂る

血液中のアルコール濃度を下げるため、果糖を摂りましょう。

実際、果糖を50〜100g点滴するなら血中のアルコール濃度を下げることができます。

果糖が多く含まれている果物は柿やバナナ、みかんやグレープフルーツ、トマトなどです。
果汁も効果がありますので、果物ジュースを飲むことができるでしょう。

低血糖症を緩和する糖分が含まれているハチミツも効果があります。

5.アセトアルデヒドの分解能力を高める食べ物を食べる

体内に残っているアセトアルデヒドの代謝を早めるなら、頭痛を和らげることができます。

あさりやはまぐり、しじみや卵、タコやイカ、鶏胸肉や赤身の豚肉、ナッツやゴマなどを食べましょう。

二日酔い頭痛(2016.6.9)

まとめ

ズキズキと脈打つ痛みがする二日酔いの頭痛。
幾つかの原因が関係しています。

原因を見極めて正しく対処しましょう。
ただ休んでいるよりも早く、いつもの生活を取り戻すことができるでしょう。

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HANA

HANA

いろいろな本を読んで役立つ記事をご紹介しています。調べることによって、新しい情報 を取り入れることができて知識の幅が広がります。実際、幾つか試して不調を改善できま した。実感したことですが、健康に良いと思える情報でも、すべての人に効果が出るわけ ではないということ。人それぞれ持っている体質・症状の個人差や生活スタイルの違いな どがありますので、期待していた効果が現れないとしても当然かもしれません。抱える不 調を治したいという思い、諦めないで改善する努力を続けることが大切だと感じました。 健康であれば日々の生活も楽しくなります。「これは自分に合うかもしれない」と思う情 報をぜひ試してみてください。
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