「最近疲れがたまっているな」と感じたことはありませんか?
疲れはたまり続けると病気になってしまいます。
「寝ても寝ても疲れがとれない」「いつも体がだるい」「仕事中ぼーとする」などは疲れがたまっているサイン。
日々の疲れをその日のうちに解消する方法をご紹介しましょう。
1.疲れの種類
基本的に疲れは「体の疲れ」と「心の疲れ」の2種類あります。
時には、その2つを同時にあわせもっている場合も少なくありません。
毎日、仕事や遊びなどフル回転でこなしていると確実に疲れます。
遊びなども含めて、活動したらその分休むようにしましょう。
日々の疲れをとるよう心がけると段階的に効果が上がってきます。
最初は睡眠が深くなって食欲が出てきます。
続いて頭がスッキリして意欲がわきます。
そうしているうちに自分の健康に対する自信がつきます。
疲れを放っておくとどんどんたまっていきますので、これからご紹介する6つのポイントに気をつけて生活しましょう。
2.十分な睡眠をとる
睡眠は人間が元気に活動するために不可欠です。
十分な睡眠をとることは、疲れをとる一番の方法とも言われています。
しかしながら、疲れを感じやすい現代人に圧倒的に多いのが睡眠不足。
例えば通勤時間が長い人や、残業続きで深夜に帰宅することが多い人などは家にいる時間が少なくなります。
活動する時間を確保するために、睡眠時間を削るという人も少なくありません。
翌日に疲れが残ったまま仕事を続けると、週末は動けなくなることに。
このような状態が続くと体を壊してしまうでしょう。
(人気記事→今の睡眠不足が認知症の原因になる!?睡眠の質を上げる3つのポイント!)
実際に、人間の体は自律神経によってコントロールされ、昼は活動的になり夜は休息するようにできています。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、交感神経は緊張した時に働き副交感神経はリラックスしている時に働きます。
この2つの神経が常にバランスを保っていると健康なのですが、体の疲れや心の疲れを感じるとバランスが崩れてしまいます。
疲れをとるためのポイントは意識的に副交感神経を高めること。
寝る前に腹式呼吸や安眠対策でリラックス状態にすることで、ぐっすり眠ることができるでしょう。
3.規則正しくバランスの良い食事をとる
健康を支える基本は食生活。
規則正しくバランスのとれた食事をとることは健康を保つために重要ですが、仕事で忙しい人ほど食生活は乱れがちになります。
例えば、朝食をとる暇もなく慌ただしく出勤したり、夜も残業で外食になったり、あるいは忙しさから過食になることも少なくありません。
食事を抜くとエネルギー不足になり疲れやすくなります。
特に、朝食は夜の休息を終えて活動を始める時。
エネルギーを補給しなければ体はどんどん疲れてしまいます。
頭の回転は鈍くなり、体の動きも悪くミスが多くなってしまうでしょう。
忙しい朝におすすめなのは果物や牛乳、ヨーグルトなどです。
食事の時間を短縮できて栄養もとれるからです。
(おすすめ記事→毎日スムージーを飲むだけで健康に気を付けてダイエット&体臭予防も出来る!)
また、不規則な時間の食事や過食は胃腸に負担をかけます。
外食ばかりでは疲れを回復させるために必要な栄養をバランス良くとることは難しくなりますね。
体への負担を最小限にして疲れをためないために、バランスの良い食事を1日3食とることを心がけてください。
4.お酒は適度に飲む
「百薬の長」と呼ばれているお酒。
これはお酒を適度に飲んだ場合です。
飲む時間や飲む量、飲む頻度に注意するなら食欲を増進させ、ストレスを解消し疲れを軽くしてくれます。
「お酒を飲んで寝るとよく眠れる」と思っている人は少なくありません。
確かに寝つきは良くなりますが、目がさめる時間は早くなります。
これはアルコールがもつ睡眠時間を短くするという作用のためです。
実際には「良く眠れる」わけではありません。
また、「お酒をたくさん飲むほど深い眠りになる」と思っている人もいます。
実は、これも間違いです。
お酒の量を増やすほど睡眠時間はさらに短くなるため、ぐっすり眠ることができずどんどん疲れはたまっていきます。
疲れをとるためにはアルコールの量だけでなく、飲む頻度も重要です。
つい「今晩も…」と毎日お酒を飲んで寝てしまう人は意外と多いようです。
お酒を毎日飲んでいるとお酒なしでは眠れない状態になってしまい、ついにお酒を飲んでも眠れないという状態になってしまいます。
アルコールの量がどんどん増えて、不眠による慢性の疲れを抱えてしまうことになるでしょう。
お酒を飲む時は疲れをとるために上手に飲んでください。
5.きっちり水分補給をする
体の疲れのサインの一つにのどの渇きがあります。
特に緊張した時など、口の中がカラカラになっている人は少なくありません。
人間の体にとって必要な量の水分は2ℓ。
まず、大切なのは朝コップ一杯の水を飲むことです。
一晩眠っている間に寝汗をかいて体は乾燥し、軽い脱水状態になっているからです。
8時間睡眠であればその間、体内に水分を入れていない状態なのです。
コップ一杯は約200ccほど。
加えて、朝食にみかんやオレンジなど水分がたっぷり入っている果物を2〜3個食べるのもおすすめです。
一方、「水分補給になるから」と寝起きにコーヒーを飲むのは避けたいもの。
胃の中に何も入っていない状態にカフェインの入ったコーヒーは刺激が強く胃を荒らしてしまう原因になります。
水分はとれても胃への負担から疲れを感じやすくなります。
コーヒーは朝食後に飲むようにしましょう。
また、大量の水を一度にがぶがぶと飲むと、胃液は薄まり下痢が起きやすくなって、体の衰弱を招く危険があります。
疲れをとるベストな方法は、20〜30分おきに少しずつ補給することです。
ほんの一口か二口程度がちょうど良いでしょう。
コンビニなどでは小型のペットボトルに入ったミネラルウォーターがあります。
バッグに携帯して持ち歩き、必要な時に必要な量だけさっと飲むことができて便利です。
6.ゆっくり湯船につかる
十分な睡眠と同じほど、疲れをとる特効薬と言われているのが入浴です。
忙しい毎日を送っている人ほどシャワーでさっとすませることが少なくありません。
短時間で汚れを洗い流すことができて便利ですが、リラクゼーション効果はほとんどありません。
特に頭痛、肩こり、背中の痛みや腰痛などを感じている人は筋肉がほぐれないため、疲れが残ってしまうでしょう。
ゆったりと湯船につかるとストレスも和らぎます。
なるべく、食事の30分前までか、食事の2時間後に入浴しましょう。
おすすめは38〜40℃前後のぬるめの湯に、足から徐々にゆっくりつかることです。
注意してほしい点は、お酒を飲んだ後の入浴は避けることと高血圧気味の人は長湯を避けることです。
7.ストレスの原因を自覚する
職場や家庭で問題を抱える人は少なくありません。
人間関係やリストラの不安、トラブルに巻き込まれるなどいろいろあります。
体と心は関係しているため、精神的ストレスが心を疲れさせると、体にも有害な影響が及びます。
物理的なストレスが体を疲れさせるように、今の精神状況が体の疲れを悪化させてしまうことも少なくありません。
例えば、仕事が忙しくて体に負担がきている状態で、上司と部下との板ばさみになりノイローゼ気味になるといった感じです。
体の疲れと心の疲れの両方が合わさっている可能性があるでしょう。
まず大切なのは自分のストレスの原因を自覚することです。
そうすれば、ストレスと上手に付き合う方法を見つけることができます。
自分の置かれた環境を客観的に見て、ストレスの原因を知り心の疲れをとるようにしてください。
まとめ
ここにあげている方法はどれも基本的なことと感じるかもしれません。
しかしながら、忙しい毎日で疲れを感じている時は「分かっているけど思うようにできない…」と感じる人も少なくありません。
1つずつでも試してみると体の疲れがとれていきますから、今の生活の中でできるものから行ってみてください。
疲れをためやすい人は元来頑張り屋さんが多いと言われています。
「自分に合っている」と感じるものを、「少しづつ始めよう」といった気持ちで疲れをリセットしていきましょう。
HANA
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