仕事のストレスが増えたり、食生活が乱れがちな30代40代。
30代、40代男性の生活習慣病が引き起こす病気の可能性とは?
30代、40代の葛藤
まだまだ見た目にも気を使いたい30代、40代ですが、いつの間にかお腹がぽっこりしてきてしまう年代でもあります。
仕事においても言われたことをこなすだけの仕事から、責任のあるポジションにつき後輩を教育する立場にもなり、そこにかかるストレスは20代の頃とは比べ物にならないくらい大きなものになります。
また、仕事上の付き合いから外食やお酒の席も増え、お昼もラーメンや丼物など高カロリーの単品食になりがちです。
それは見た目の変化だけではなく、高血圧や糖尿病など生活習慣病の原因にもなります。
男性に付きやすい内臓脂肪は比較的落ちやすい!
女性に比べて内臓脂肪の付きやすい男性は、心筋梗塞、脳梗塞のリスクも高まります。
ただ、脂肪の性質としては皮下脂肪よりも内臓脂肪のほうが比較的落ちやすいと言われています。
内臓脂肪が普通預金とするなら皮下脂肪は定期預金と言われるくらい、皮下脂肪はいったんついてしまうと落ちにくいと言われています。
またついてしまった脂肪はついたその場で燃焼するのではなく、いったん血中に溶け出し筋肉細胞に運ばれエネルギーとして燃焼されるため、筋肉量の多い男性の方が女性より燃焼効率が良いと言われています。
同じ筋トレをしても女性より男性の方が筋肉も付きやすいので、筋トレによる効果は男性の方が早く出やすいと言われます。
男性は痩せやすい!栄養バランスがとれた食事がポイント!
ただ、食に関する知識や自炊という面で男性の方が疎いということは明らかです。
最近の若い男性は自分で料理をする方も増えているようですが、男性の料理は食費が余計にかかるということも言われています。
節約ではなく食材やボリュームにこだわる男性の自炊は外食よりも費用が掛かるそうです。
自分の食べたいものだけを食材にお金をかけて作る男性の料理はかえってお金もカロリーも高くなると言います。
栄養のバランスを考えカロリーも抑える食事ができれば男性は筋肉量が多いので代謝も高く痩せやすいのです。
体質的にも内臓脂肪が多いので落ちやすいです。
腹筋や背筋、太ももの筋肉など大きな筋肉を鍛えれば基礎代謝が上がり痩せやすくなります。
血液は心臓がポンプの役割をして流れを促進しますがリンパ液のポンプの役割をするのが筋肉です。
つまり筋肉量が多いことで、多くの女性が悩んでいるむくみもおこりにくく女性に比べ男性の方が脂肪がつきにくいのです。
それでも男性にメタボが多いのは不規則な食生活に陥りやすい環境と、ストレスのたまりやすい環境があるということでしょう。
ぽっこりお腹は「骨盤の歪み」が原因!?
骨盤が歪むことで代謝が下がり痩せにくく太りやすい体になるということはよく言われますが、
骨盤の歪みは女性特有の症状と思われがちですがデスクワークの多い男性や、ストレスの多い男性にも多く見られます。
女性に比べストレスを発散することが苦手な男性や、勤務時間の長い男性は明かにストレスが骨盤の歪みに現れています。
骨盤が歪むことで内臓が下垂し、機能が低下し基礎代謝が低下します。
基礎代謝が下がることで自然に脂肪がつきやすくなりお腹が出やすくなり、内臓脂肪がつきやすい男性は脳梗塞、心筋梗塞のリスクが高くなります。
本来筋肉量の多い男性も骨盤が歪むことで使えるはずの腹筋が使えなくなり、お腹がたるんでしまいます。
骨盤が正しい位置に戻ることで日常生活で自然と腹筋や背筋など大きい筋肉が使われるようになり、
たるんだお腹も引き締まり内臓機能も高めることができます。
まとめ
男性の中年太りが多いのは食生活の乱れとストレスが原因なことがほとんどです。
実は体型や体質的には女性より痩せやすくできています。
少しの工夫で運動、特に基礎代謝をあげる筋トレなどをし、ストレスに任せて食べたいものを食べるという食生活から解放されれば、太らないだけでなく、将来の病気のリスクも軽減されます。
食べてストレスを解消するのではなく、運動や筋トレをしてストレスを解消すれば一石二鳥ではないでしょうか?
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