つらい二日酔いにならないために。7つの二日酔い対策

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忘年会、新年会と宴会が続く時期は、二日酔いが不安という人も多いでしょう。

対策をしているつもりでも二日酔いになることもあり、欠席したくても飲み会が避けられない場合もありますよね。

体質などで諦めている人でも、工夫次第で二日酔いを避けることもできるのです。
今回は、二日酔い対策についてご紹介します。

1.飲み方を見直す

仕事のストレスでお酒を飲みたくなることがありますが、ストレスや疲れがたまっている時ほど二日酔いになりやすくなります。

疲労によって体のアルコール分解能力が下がり、いつもより酔いやすい状態になっているのです。
一度酔ってしまうとブレーキが利きにくくなるため、より二日酔いになりやすくなります。

そんなことはわかっていても、なかなかお酒が止められず悩んでいる人もいるでしょう。

ポイントになるのがお酒の量のコントロールです。
人によって飲めるアルコールの量は異なり、すぐに酔ってしまう人や二日酔いになる頻度は異なります。

疲れていても気持ちよく帰れる程度なら問題がなく、逆に毎回二日酔いになるようであれば飲み方自体を見直す必要があります。

たとえば飲み放題のお店に好んで行くなら、上質なお酒があり一杯の満足感にこだわったお店に変えるのもよいでしょう。

年齢が若いうちは量を追及しがちですが、年齢を重ねるとアルコール分解能力が弱まります。
疲労感が抜けにくいことから二日酔いになりやすい状態が続いてしまうこともあります。

体調に合わせて量を調節する意識は重要で、飲む量や飲み方を見直すことが二日酔い対策になることもあるのです。
一杯をじっくり飲むスタイルなどを覚えることも大切なのです。
(おすすめ記事→お酒を飲む前に!気持ちよく飲んで二日酔いしない予防法とは?

2.お酒は水とセットで飲む

お酒の量を飲まなければ満足感が得られない場合は、水を飲んで緩和する方法もおすすめです。

アルコールが回るまでの時間は人によってかわります。
アルコールが回るよりも飲むペースが速いと二日酔いにもなりやすくなるため、ペースを掴むことも大切なのです。

水を飲むのが大切なのは、脱水症状を防ぐためでもあります。

アルコールの分解には多くの水分が消費されます。
水分が不足してしまうと体調不良から酔いやすくなり、二日酔いになる可能性も高まります。

水を合間に挟んで飲むペースをコントロールすることは大切で、同じお酒の量を飲む場合でも二日酔いになる可能性を大幅に減らしてくれるのです。

喉が渇いている場合はそれだけアルコールの吸収も早くなる可能性が高いため、まずは水を飲んでからお酒を飲むなど、ワンクッションを入れるだけでも大きな違いが出ます。

水ではなく、ジュース類やソーダ水などを利用するのもよいでしょう。
ソフトカクテルを頼むなど、うまく調整することで二日酔いを防げます。

3.予算を決めて飲む

二日酔いを避けるために予算を決めてから飲む方法があります。

前提になるのは飲み放題のお店を避けることです。
飲み放題にしてしまうと元をとろうと飲みすぎてしまう人も珍しくなく、二日酔いで悩みがちな人は避けたい場所の一つです。

おすすめは最初から予算を告げて飲食する方法です。

食事とお酒などを合わせていくらなどと伝えておけば対応してくれる飲食店も存在し、気持ちよく酔って帰るために行きつけの店を作る人もいるほどなのです。

注意したいのは、チェーン店では対応してくれるお店が少ないと言うことです。

細やかな注文ができる場所は小規模な居酒屋などのことが多く、料理や酒の品質などにこだわる店が多くなります。
満足して帰す自信があるからこそ、注文に柔軟に応じてくれる場所が増えていくのです。

ビールや日本酒など、自分の体調に合わせて何杯までと決めて先に頼んでおけば、飲みすぎを気にすることなく切り上げることができます。

いい店を知っておくと人脈が広がることもあるため、アルコールが飲めるカフェや小規模な居酒屋、ワインバーなども覚えおくとプラスになります。

あえて高級なバーに行き、予算に応じて軽く飲んで帰るといった方法を取る人もいるのです。

4.飲み会などでは自分から注文をまとめる

一人の場合は飲む量をコントロールできますが、飲み会などでは難しいと考える人もいます。
人に進められてしまうと飲むペースが乱れがちで、二日酔いになりやすい原因にもなります。

対策の一つが、自分から積極的に注文をまとめるようにすることです。
人任せにしてしまうと自分のペースで飲むことが難しくなります。

そのため、自分からウーロン茶を頼んでお酒とお酒に間を入れるなど、工夫をすると二日酔いの可能性を減らすことができます。

人数合わせでアルコールを追加されることを防ぐ意識も大切なのです。

周囲に座る人間がアルコールを進めてくる人の割合が多い場合は、最初からソフトドリンクなどを中心に飲む方法もあります。

最初からアルコールを飲んでいると断りにくくなるため、最初にソフトドリンク頼んでしまうのも方法です。
すすめられて飲む量と、自分で飲む量のバランスをとって動くのも重要になってきます。

人によって酔う量や二日酔いになる量がかわるため、すすめ方が強引過ぎる場合はアルコールハラスメントといえる場合もあります。

上手な断り方を磨くことも大切で、周囲に合わせることばかりを考えると自分が消耗してしまうため注意が必要です。

5.体質や年齢に合わせた見直しを

二日酔いを防ぐために、自分が二日酔いになりにくいお酒を探すと言う方法もあります。

実は日本人の多くは遺伝的にお酒に弱く、二日酔いなどになりやすい傾向があります。
年齢や疲労の具合などでも二日酔いになりやすさはかわるため、時折基準を見直すことも大切なのです。

重要なのはアルコールに強くなることを目指すのではなく、必要な質や量を見極めることです。

体をアルコールに慣らそうとしても仕事などのストレスの方が上回ってしまうことは珍しくないため、二日酔いのリスクが高まるだけになりやすいのです。

アルコールの質と種類のチェックも大切です。

たとえば日本酒は複雑な発酵方法をとるため、二日酔いが起こりやすいといわれています。
しかし、日本酒専門店の場合は1合(180ml)ではなく半合(90ml)などから出すなど工夫をしているケースが多く、調整もしやすくなります。

どの程度で酔うかを見極めながら、自分の満足できる味や量を把握していくことが上手に飲むコツになります。

比較的二日酔いになりにくいといわれているのが焼酎やウィスキー、ブランデーなどの蒸留酒です。

ワインやビールと言った醸造酒も成分が複雑になりがちなため、二日酔いになりやすい場合は見直してみるのがおすすめです。

仕事で疲れているときは食後に缶チューハイなどを飲むだけで満足できることもあります。
同じ缶飲料であっても量の調整は可能で、無理をして飲む必要がないのもポイントになります。

味が好きでどうしても飲みたい場合は、カクテルにして度数を調整するなどさらに工夫をするのも方法です。
体調が悪いときは、アルコール度数の低いものにかえるとよいでしょう。
(おすすめ記事→飲み会中にできる!翌日にお酒を残さないための二日酔い予防法

6.おつまみを変える

アルコールと合わせて、おつまみの内容を考えるのも二日酔い対策になります。

アルコールの摂取は体に負担をかけますが、おつまみで揚げ物や味が濃いものを中心に食べれば胃腸にも負担がかかりやすくなります。

食事の量とお酒のバランスが悪くて二日酔いになることもあるため、空腹を避けながらお酒を飲むなど調整が必要になるのです。

大切なのはアルコールが吸収されるタイミングです。
胃になにも入っていない状態であればアルコールで胃が荒れやすくなり、アルコールの吸収も早いため酔いやすい原因になります。

最初の一杯を飲む前に食事をするだけでも違いが出ます。
また、良く噛んで食事をすればそれだけアルコールの吸収が遅れ、酔いの回り方も緩やかになります。

肉や魚にはアミノ酸が含まれていて、二日酔い防止に役に立ちます。
肝機能を働かせるためにたんぱく質が重要になるからです。

しかし脂質や油分が消化に負担をかけることを考え、揚げ物などは避けた方が無難です。
中華や洋食より和食の方が負担は軽減されます。

また、食事を食べ過ぎないように注意してください。

野菜をバランスよく摂るのも大切で、ビタミンやミネラルの補給も肝機能強化にプラスになります。
肝臓の働きが活発であれば二日酔いになりにくくなります。

お酒を飲む際に食事を摂らない人は、水を飲んだり、なるべく食事をつまんだりして胃の中に食べ物を入れることを意識しましょう。

チーズ、まぐろ、しじみなどアルコールの分解に役立つ、アミノ酸を豊富に含んだ食品がおすすめです。

7.カフェインや栄養ドリンクの注意

疲れがたまっているとき栄養ドリンクを利用する人や、眠気覚ましにコーヒーやお茶を飲む人も多いでしょう。

しかし、注意したいのはどちらも体力の回復効果はなく、あくまで覚醒効果で疲労を感じにくくなっているだけということです。

カフェインのとりすぎや栄養ドリンクの使いすぎは疲労感を把握しにくくし、アルコールが回りやすくなる原因となります。

睡眠不足であっても本人が気付かないような状態になるため、二日酔いにもなりやすくなるのです。
仕事などで疲れている場合はドリンク剤などを使うだけでなく、しっかりと休養をとることも大切になります。

血行を良くすることで酔いが回りやすくなるケースもあるため、アルコールを飲む前や飲んだ後もカフェインなどの摂取は避けたほうがよいでしょう。

カフェインは緑茶や紅茶にも含まれています。
日ごろからお茶などを飲む習慣がある場合は、飲み会前後は気をつけるようにしてください。
(人気記事→ビジネスマンもアスリートも好む!カフェインの効果と注意点とは?

8.酔うことが目的になっている場合は注意が必要

ほろ酔い気分が気持ちよいという人は多く、アルコールが好まれる理由の一つになっています。
しかし、アルコールになれてくると感覚が麻痺しやすくなってきます。

量を飲むことが習慣化し、酔うことが目的になっている場合は注意が必要になります。
酔いつぶれないと酔った気がしないという場合は、アルコール依存症の可能性も出てきます。

少量でも満足して帰るといったことができない場合は、アルコールによって判断力を失ってしまっている可能性があります。
やはり自分でコントロールできるかどうかが大切になってくるのです。

もちろん、たまには羽目を外して思いっきり飲みたくなることもあります。
ただし、毎回はめを外して飲まなければやっていけないほどであれば、ストレスがかかりすぎている場合や、アルコールへの依存が進んでいる可能性が高まります。

あくまでバランスが重要になるため、偏りがある場合は注意が必要です。
アルコールを日常的に飲み続けることや、体力が衰えることで二日酔いになりやすくなるケースもあります。

判断力を失わない程度に飲むことは大切で、判断力が低下するほど飲む場合は仕事や生活習慣を見直した方が良いのでしょう。

二日酔い、対策

まとめ

二日酔いの対策は日ごろのお酒の飲み方を見直すことが大切です。

二日酔いになる頻度が多い場合は、体質以上に飲む癖がついてしまっている可能性があるため、量と満足度のバランスを見直すことも大切になります。

アルコールを飲みすぎる癖がついている場合は、少量で満足できるお酒の種類を探してみるのもよいでしょう。

年齢や仕事、ストレスなどで二日酔いになる可能性がかわってくるため、今の自分と向き合ってお酒を飲むことが対策になるのです。

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