最近、「疲れやすくなったな…」「白髪が増えた」「文字が見にくくなった」など感じることはありませんか?
「昔はこんな事なんともなかったのに」と感じる方も多いのではないでしょうか?
1.30代、40代はストレスフル!?
現代の30代から40代はストレスフルな世代と言われています。
仕事のストレス、家庭ストレスなどが大きな原因の方も多いのですが、人は何歳になっても健康でいられればまだまだたくさんの経験ができます。
たとえば、自分の趣味に没頭するのも良いですし、定年してから夫婦で旅行に行ったり、子供の成長を見守るのも喜びですね。
そのためにはまず自分が健康でいることが一番大切です。
これからの人生を豊かでいきいきと過ごすために、まずは「健康について」考えてみませんか?
2.男性が気をつけたい病気や症状
「LOH(ロー)症候群」
この病気は簡単に言うと男性更年期障害です。
「男性に更年期!?」と思われる方も多いと思われるのですが、更年期障害は女性だけの病気ではないのです。
主な原因は男性ホルモンの減少です。
大体40代頃から男性ホルモンが減少していくのですが、そこで多大なストレスなどが重なるとそれが引き金となり症状が現れるといいます。
症状としては「意欲の低下」「イライラしやすい」「全身の倦怠感や疲労感」「ED(勃起障害)」などがあげられています。
治療法としては薬療法やカウンセリング療法などがありますが、実はまだ専門科が少ないことが現状です。
予防法としては「運動」「睡眠」「活発に会話をすること」「リラックス」「ストレスを極力溜めない事」が予防になると言われています。
もしこの病気にかかってしまった場合、受診する科目は「男性更年期外来」と言われています。
ですが専門科が少ない為、男性更年期外来がない場合は症状により受診する科が変わります。
体に倦怠感などが現れた時は「心療内科または内科」に受診します。
そこで検査を受けた上で改善されなかった場合は「神経精神科」を受診します。
「尿の勢いが変わった」「勃起不全」などの症状が出た時は「泌尿器科」を受診してください。
少しでも疑わしいと思ったら迷わず一度受診することが大切です。
肥満
これは性別、年齢を問わず誰もが起こりやすい悩みではないでしょうか?
近年の40代男性の33%、3人に1人が肥満と言われています。
主な原因は、「運動不足」「エネルギーの過剰摂取」などがあげられています。
20代の頃と同じ要領で食事をしがちですが、若い頃に比べると基礎代謝量は低下していますし、運動量も減っている方が多いのです。
そうなると摂取したエネルギーが過剰になってしまい、脂肪が蓄積され体重が増加してしまうのです。
肥満は糖尿病や高血圧、生活習慣病など様々な病気を引き起こすだけでなく、腰痛や関節痛などの原因にもなります。
肥満を防ぐために、まずは食生活から見直してみましょう。
ダイエットに適した食材はたくさんあります。
玄米、胚芽米、蕎麦、全粒穀類などの「穀類」です。
消化されるスピードがゆっくりな為、腹持ちもよく食物繊維やミネラルが多く含まれています。
また、魚、卵白、大豆、鶏肉(胸肉、ささみ肉)などの「たんぱく質」は必須です。
筋肉など体の基礎を作る食材の為ダイエット中でも必ず摂るようにしましょう。
脂肪の少ないものを選ぶだけで大幅なカロリーダウンができます。
肉は、脂肪や皮を取り除けばその分たくさんの量が食べられます。
魚は、腹側より背側の方が脂肪が少ないといわれています。
お刺身ならトロより赤身、白身魚は低カロリーなためその分たくさん食べられますね。
おまけで「赤ワイン」もあげておきます。
「えっ?アルコールはいいの?」と思われる事でしょうが、赤ワインにはポリフェノールが含まれているため血液の循環を良くし代謝をアップさせる効果があります。
抗菌化作用もあり消化を助けてくれます。ですが、飲みすぎには注意してください。
逆にダイエットに適さない食材もあります。
パンや麺類です。
お腹に溜まらないわりにはカロリーが高いのです。
フランスパンや食パンもジャムなどをつけなくても食べすぎには注意しましょう。
パンやパスタは全粒粉のものを選ばれると良いでしょう。
ひき肉も要注意です。
脂肪分が多いので、やや控えめにしましょう。
ハンバーグなどに使う場合は1/3~2/3くらい豆腐を加えるといいですね。
コーラやジュース、スポーツドリンクはつい飲んでしまいがちですが、たくさんの砂糖が含まれています。
500mlのジュースにはシュガースティックが約5本含まれているといいます。
どうしてもジュースが飲みたいときは、100%の果汁ジュースなどにしましょう。
老眼
「今まで普通に見えていたのに最近文字が見えにくくなった」「目のピントが合うのに少し時間がかかる」といった症状が現れ始めるのはほぼ40代からです。
いわゆる老眼の初期症状とも言えます。
特に現代ではスマートフォンやタブレット、パソコンも普及している為、目の疲れの原因になりがちです。
老眼は目のピントを合わせる調節機能の衰えが原因です。
レンズの役割をしている「水晶体」が硬くなり弾性力が低下し、近くを見るときに必要な調整が出来なくなる状態です。
このような症状に気がついたら、できるだけ目を休め疲れを癒してあげることを心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
健康とは、身体だけではなく心の状態も健全であることをいいます。
心も傷ついたり、病気になったり、不調になることがあります。
身体がどんなに健康でも心が健康でなかったら、たくさんの幸せを感じることは難しくなっていきます。
そして身体が健康でなかったら心が健康になることも難しいのです。
この2つをうまくコントロールすることは難しいですが、この機会に自分と向き合って健康について考えてみてくださいね。
寄稿者
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