毎日の通勤や営業等で歩き回ることが多いビジネスマン。
足の疲れに関する悩みを抱えている人も少なくないでしょう。
そんな悩みを抱えている方に、足疲れ予防としての「靴選び」の方法をご紹介します!
1.足の疲れを予防するには「靴選び」が重要なポイント!
足は体の体重を支える重要な部分です。
そして、靴は体の体重を支える足を保護・サポートする重要な役割を果たしています。
つまり、自分の足に合った靴を選ぶことは、体をサポートする土台作りの点で非常に大切なことであり、足の疲れを予防するために欠かせないことです。
逆に言えば、自分の足に合わない靴を選んでしまうことは、体を支える足の負担を助長させ、足の「痛み」や「疲れ」を感じさせる大きな原因になるということです。
足の疲れの対策としては、マッサージやツボ押し、ストレッチなどの手段が考えられますが、まずは足に疲れを生じさせないための根本的な予防法を講じることが大切となります。
そのために、毎日のビジネスライフにおいて、自分の足に合った靴を選んで使用することを心がけましょう。
2.革靴は足の疲れの原因となる?
職種にもよりますが、仕事で毎日革靴を履いているという男性は多いでしょう。
多くの方は、革靴が足の疲れを生じさせている原因であると考えていませんか?
結論から言えばその考えは間違っています。
というのも、自分の足に合った正しい革靴は、スニーカーや運動靴と比較しても疲れにくいものであるからです。
それでは自分の足に合う革靴は、一体どのようにして選べばよいのでしょうか?
3.自分に合う革靴を選ぶ5つのポイント
自分の足に合う革靴を見つけるために、次に挙げる5つのポイントに注目して下さい。
1.つま先部分の余裕
つま先部分に8ミリ~10ミリ程度の余裕があるものがベストです。
歩く際にはつま先が前後するため、余裕がなければ足の指を痛める原因となります。
また、足の爪や骨の変形を防ぐために、つま先の上部に少し隙間が空いているものを選びましょう。
2.靴幅のサイズ
親指と小指のつけ根までの足周りのサイズが、革靴の靴幅としっかりと合っているかを確認しましょう。
靴のサイズが合っていても、つま先に重心を掛けた時に甲部分が窮屈に感じられれば、その靴幅は自分の足に合っていないということです。
3.くるぶしの接触具合
足のサイズは同じでも、くるぶしの高さは人によって異なります。
くるぶし部分がぴっちりと合いすぎれば擦れることで痛みを感じますし、反対に離れすぎていれば歩く際のバランスが取りにくくなります。
歩きやすい革靴の条件としては、くるぶしがぴったりとフィットしていることが挙げられます。
4.土踏まずのフィット感
くるぶしと同様に、土踏まずのアーチの長さには個人差があります。
土踏まずのアーチの長さがフィットしていなければ、足に体重をかけてた際に靴の形が崩れ、歩行バランスが狂ってしまいます。
歩きにくい状態となり疲れを溜めないためにも、アーチ部分が軽く足に触れている程度の革靴を選びましょう。
また、締めつけすぎず、緩すぎない状態が理想です。
5.靴の重さ
革靴には軽いものから重いものまで、様々な重さの靴が存在します。
あまり重過ぎるものであれば、足を運ぶ際の負担が大きくなってしまいます。
ただし、軽すぎるものもNGです。
軽ければ足への負担が小さくなると思いがちですが、靴自体に適度な重さがある方が、振り子の原理によって自然な足運びができるため足の疲労を防ぐためには良いのです。
自然に足を前へと運ぶことが可能となるので、疲れにくい状態で歩くことができます。
4.靴を選ぶ際に大切なこととは?
靴を選ぶ前には、まずは自分の足の特徴を知っておく必要があります。
甲の高さ、外反母趾、足幅など足の特徴は人によって異なっています。
自分の足にしっかりと合う靴を見つけるためには、自分の足の特徴を正確に知っておくことが大切なのです。
専用機器を用いて足の計測を行ってくれる靴専門店も存在します。
靴の選び方をアドバイスしてもらうこともできるので、事前に足のサイズ等を計測してもらうことをオススメします。
また、靴を実際に履いて選ぶ場合には、厚手の靴下を履いたり、裸足になることは避けましょう。
正確な足のサイズが分かりにくくなるため、仕事のときに履くような薄手のものを履いて試着することが大切です。
やはり、自分の足に合う靴かどうかを試しに履いて確かめることが、疲れにくく歩きやすい靴を選ぶために欠かせないことです。
その意味で、通販等のショッピングサイトで仕事用の靴を購入することは止めておいた方が無難でしょう。
自分の足との相性を図るためにも、実際に手にとって、履いてみてその感覚を確かめてみることが重要なのです。
まとめ
いかがでしたか。
足の疲れが最近特に気になっているという方は、現在使用している靴を、自分の足に合った新しいものへと変えてみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介させていただいた内容が、働く方の靴選びの参考となれば幸いです!
寄稿者
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