スーツにフケが!!気にしすぎも原因に。おすすめのフケ対策

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

毎日シャンプーしているのに頭がかゆい、フケが増えた…

色の濃いスーツを着ていると目立って、印象を悪くしてしまう場合も。

30代、40代は仕事にプライベートに大忙しで、フケが増えやすい年代です。

今回はフケの原因と対策についてご紹介します。
近頃フケが増えたと感じる人は早めにケアをしましょう。

1.フケとは?

皮膚は毎日新陳代謝によって、古くなった表皮が剥がれ落ち、新しい表皮と入れ替わるということを繰り返しています。

これをターンオーバーと言いますが、普通は目に見えずあまり気になりません。
しかし何かの原因によって、まだ剥がれないはずの皮膚が剥がれ落ちることがあります。
これがフケです。

フケには乾性フケと脂性フケの2種類あります。

1-1.乾性フケ

乾性フケは頭皮が乾燥して起こるフケです。

パラパラと細かいのが特徴で、空気が乾燥する冬や、肌の水分量が減少する40代以降に出る人が多いです。

乾燥がすすむと、頭を少し掻いただけでごっそりとフケが落ちてくることも。
周りの目も気になるので、原因をつきとめ正しいフケ対策をするようにしましょう。

1-2.脂性フケ

脂性フケは皮脂の過剰分泌で起こり、働き盛りの男性に多いです。

頭皮を触るとベトベトして、独特の匂いがするのが特徴です。
皮脂と混ざりしっとりしています。

パラパラしたフケと合わさり、ごっそりと落ちてくることもあります。

2.フケの原因

2-1.乾燥

頭皮が乾燥すると、角質が剥がれ落ちやすくなりフケが増えます。

乾燥する原因は様々で、季節や紫外線などによる外からのダメージだけでなく、ストレスや生活習慣の乱れなどによっても乾燥を引き起こします。

まずは、何が原因で頭皮が乾燥しているのか知ることが大切です。
(おすすめ記事→肌がカサつく!荒れる!乾燥肌の知識とスキンケア法

2-2.シャンプーがあっていない

シャンプーには石鹸系、石油系・高級アルコール系、アミノ酸系など種類があります。

石油系界面活性剤が配合されている一般的なシャンプーは、洗浄力が高く肌が敏感な人は刺激を感じることがあるので、アミノ酸系など刺激が弱いシャンプーを試してみてください。

また、フケをとろうと何度もゴシゴシと洗うと頭皮を傷めて、ますますフケを増やしてしまいます。
指の腹を使い、頭皮を揉むように洗うことが大切です。

2-3.生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れは頭皮にも影響を与えます。

食事は仕事が忙しいとカップラーメンやコンビニ弁当などで済ませたくなりますが、これらは栄養が偏っているので、免疫力が弱まりフケとなる菌が繁殖しやすくなります。

また揚げ物や焼き肉など脂っぽい食事は皮脂の分泌を促し、フケを増やします。
疲れているとがっつりと食べたくなりますが、野菜や果物、食物繊維を意識して摂取するようにしましょう。

運動不足や寝不足も、血流が滞りやすくなります。
頭皮に十分な栄養が届かず、頭皮の状態が悪化しフケや抜け毛、細毛の原因となります。

2-4.季節、紫外線

空気が乾燥する冬は頭皮を乾燥させ、紫外線は皮膚細胞にもダメージを与えます。

頭皮は一番高いところにあるため、紫外線に当たりやすく普段から紫外線による刺激を受けています。

ある日突然大量のフケが出てきたという人は紫外線が原因の場合も。
帽子などで紫外線対策をしましょう。

2-5.ストレス

ストレスを受けると血管が収縮して、血流が悪くなります。
酸素や栄養が頭皮に届きにくくなると、頭皮が弱くなりフケが増えます。

また、フケを気にしすぎるのもストレスとなります。
フケは原因がわかれば改善するものが多いので、まずはフケのタイプを確認し、生活習慣の改善を試みましょう。

それでも改善しないようであれば、皮膚科やヘッドスパサロンなどで頭皮の状態を見てもらうとよいでしょう。
(人気記事→忙しい人ほどリラックス!音楽の癒し効果とは?

2-6.カラー剤などの刺激

カラーやパーマなどで使う薬剤は刺激が強く、頭皮に合わない場合もあります。

カラーやパーマをしたら、フケが増えたと感じる場合は、薬剤が原因の場合がありますので低刺激のものにしてもらうか、カラーやパーマをやめましょう。

2-7.感染症、病気

脂性フケに多いのが、マラセチア菌という常在菌による脂漏性皮膚炎です。
マラセチア菌は脂を好む性質があり、皮脂が過剰に分泌された箇所に集まり、脂を分解してその刺激で炎症を起こします。

またターンオーバーを早めるので、正常な角質が作られずに頭皮が弱くなりますます悪化するので、脂漏性皮膚炎が疑われる場合はすぐに皮膚科へ行くようにしましょう。

その他、免疫系疾患や、糖尿病、甲状腺機能低下などでもフケが増えることがあります。

アトピー性皮膚炎や乾癬と呼ばれる皮膚の脱落が起きる病気もフケが増えます。
頭皮だけに症状が出るケースは少ないですが、診断が難しくなりますので皮膚科専門医のいる皮膚科で見てもらうようにしましょう。

3.すぐにできるフケ対策

3-1.シャンプー後はすぐに髪を乾かす

シャンプー後の髪は自然乾燥、という人は多いのではないでしょうか。
実は自然乾燥はフケを増やす原因となります。

生乾きの頭皮は雑菌が繁殖しやすい環境にあり、そのままにしておくとマラセチア菌などのフケ原因菌が増えて症状が悪化してしまいます。

またドライヤーを頭皮に当てすぎると、乾燥してフケが増えやすくなりますので、気をつけてください。

3-2.シャンプーを変える

前述のとおり、石油系・高級アルコール系のシャンプーは洗浄力が強く、肌が弱い人はフケを悪化させる可能性があります。

乾燥肌、敏感肌の人は弱酸性で保湿成分が含まれたアミノ酸系のシャンプーに変えるのもよいでしょう。
アミノ酸系シャンプーはドラッグストアなどでも売っていますが、「ミノン」などが評判がよいです。

脂性フケで悩んでいる人は、抗菌剤が配合された薬用シャンプーがよいでしょう。
これらは3,000円程度と値段が高いものの、抗菌、洗浄作用があり頭皮の状態を改善してくます。
評判がよいものは「スカルプD」や「コラージュフルフル」のスカルプシャンプーなどです。

シャンプーを変える際はまずは数日試してみて、肌にあっているかよく確認してから使うようにしましょう。

3-3.清潔なタオル、枕カバーを使う

洗濯をしていないタオルや枕カバーには、雑菌が付着していて知らぬ間に増殖しています。
これらが皮膚に付くことにより、フケが増えることもあります。

また、洗剤などの成分が肌に合わない場合も、刺激によりフケが増える場合があります。
気になる人は、赤ちゃん用の洗剤など刺激が弱いものに変えるとよいでしょう。

4.ヘッドスパで頭皮ケアを

フケの症状の他、日頃からストレスを感じている、疲れやすい、肩こりや眼精疲労などがある人は、ヘッドスパをおすすめします。

ヘッドスパは美容院やヘッドスパ専用サロンなどで男性でも気軽に受けられます。
予約がとれないと評判のヘッドスパサロンも半数が男性客というほどの人気ぶりです。

ヘッドスパは頭皮のクレンジング、頭皮マッサージ、髪質の改善などを目的にしている施術ですが、頭皮ケアだけでなく様々な健康効果を得ることができます。

頭には多くのツボや神経があるので、そこを刺激することで血流がよくなり、肩こりや目の疲れが改善したり、脳が活性化して仕事などに集中できるようになったりします。

心地よい頭皮マッサージで、頭のコリがほぐれて癒やされるのを感じるでしょう。
やる気がでない、ストレスが溜まっていると感じている人にもおすすめです。

30分~60分程度で3,000円~6,000円と体のマッサージと値段もさほど変わらないので、頭皮ケアと合わせて体験してみてください。

フケ、原因

まとめ

30代~40代のビジネスマンはフケが増えやすい環境にいます。
普段から頭皮の状態を意識するようにしましょう。

頭皮マッサージは頭皮だけでなく、肩こりや目の疲れなど健康効果も期待できます。
何よりも気持ちよく、ストレス解消にもおすすめです。

もちろん規則正しい生活をすることは、頭皮だけでなく健康にとっても重要ですので、まずは甘い物や脂っこいものを減らすなど、できることから始めてみてくださいね。

The following two tabs change content below.
Yuruu

Yuruu

エステティシャンの国際ライセンスを取得後、有名輸入化粧品の営業を担当しました。 全国の美容外科、皮膚科を訪問し、著名な先生との美容に関する講習会を経験。 気になったものは自分で試さないと気が済まない性格で、現在ダイエット中の夫に協力し てもらい、本当に結果が出るものを追求しています。 そんな中で美容に関する豆知識や、良かった商品、失敗体験など、ご紹介したいと思いま す。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。



コメントを残す

*