
ヨーグルトダイエットは、健康的に痩せることができて続けやすいと話題のダイエットです。
毎日の生活にヨーグルトをプラスするだけなので、気軽に始めやすいのも人気の理由の一つでしょう。
今回は、ヨーグルトダイエットについてご紹介します。
1.ヨーグルトダイエットとは?
ヨーグルトダイエットは、ヨーグルトのダイエット効果、健康、美容効果に注目して誕生したダイエットです。
ヨーグルトダイエットは、普段の食事にプラスしてヨーグルトを食べるだけのダイエット方法です。
そのためアレルギーなどがなければ、誰でも気軽に始められます。
ヨーグルトのダイエット効果や健康効果を早期に実感し、続ける人が多いのも特徴です。
ライフスタイルや好みに合わせて、ヨーグルトの食べ方をカスタマイズできるので、無理なくおいしく食べられて、ストレスが少ないダイエット方法です。
2.ヨーグルトの効果
2-1.腸内環境を整え、便秘を解消する
ヨーグルトには、特定保健用食品(トクホ)として、消費者庁から許可を得たものも多く、その健康効果は広く認知されています。
特におなかの調子を整え、腸内環境を改善するなどの健康効果が認められています。
他にも、企業の研究により以下の効能効果が得られたとして販売されている商品があります。
・便秘の予防・改善
・免疫力向上
・花粉症の予防・改善
・アトピー性皮膚炎の改善
・肌荒れの改善
・潰瘍性大腸炎の改善
・血糖値上昇の抑制
・コレステロール値の低下
これらは主に乳酸菌の働きによる効果ですが、ヨーグルトダイエットの場合、便秘解消や、コレステロール値の低下などの効果があるヨーグルトを選ぶことによって、結果が出やすくなるでしょう。
(おすすめ記事→ダイエットはシンプルに考えて!働く男性へ送る乳酸菌ダイエット。)
2-2.消化吸収がよく、ダイエットをサポート
ヨーグルトにはたんぱく質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなど栄養が含まれています。
ヨーグルトのたんぱく質は、乳酸菌がペプチドやアミノ酸に分解してくれるため消化吸収がよいのも特徴です。
またヨーグルトの脂肪球は比較的小さく、脂質も消化吸収しやすいため蓄積しにくいのもダイエットに向いている点です。
ミネラルはカルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、リンなどが含まれていて、炭水化物である乳糖がさらにその吸収をサポートしてくれます。
そのため、効率的にミネラルを摂ることができるのです。
すでに高機能なヨーグルトですが、さらにビタミンも豊富というので驚きです。
脂質代謝に必要なビタミンB2や、脂肪分解を助けるカルシウムの吸収をサポートするビタミンDなど、ダイエットに必須なビタミンも含まれています。
3.ヨーグルトダイエットの方法
ヨーグルトダイエットの方法はとても簡単で、毎日の食事にヨーグルトを追加するだけです。
ただし、ダイエット効果を得るためには気をつけたいことが3つあります。
3-1.ヨーグルトは食後に食べる
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は胃酸に弱いものが多いです。
空腹状態では胃酸濃度が高く乳酸菌がやられてしまい、せっかくの効果が発揮できません。
特に便秘気味の人や、代謝が落ちてきたなと感じている人は、食後にヨーグルトを食べるようにしましょう。
ヨーグルトダイエットをする場合は、無糖のプレーンヨーグルトがおすすめです。
砂糖やフルーツが入っていると余分にカロリーを摂取してしまいますので、ダイエットには不向きです。
食べる量は1日200gが理想です。
カップのヨーグルトなら2個分、400g入のプレーンヨーグルトなどは半分が目安です。
3-2.夜にヨーグルトを食べる
腸が活発に活動をするのは22時~2時と言われています。
夜にヨーグルトを摂ることで、腸内環境の改善がスムーズになります。
ただし、寝る直前に食べると他の臓器に負担をかけてしまいますので、就寝の2時間前までには食事を済ませるようにしましょう。
仕事などで難しい場合は、ドリンクタイプのヨーグルトだと手軽に飲めます。
ヨーグルトはエネルギーに変わりやすいので、集中力アップにもよいでしょう。
(おすすめ記事→ダイエット失敗は腸内環境が原因!?7つの改善方法とは?)
3-3.持続して飲む!2週間で効果有り!?
ダイエット効果を出すためには、一番重要なポイントがヨーグルトを食べ続けることです。
残念ながら乳酸菌は腸内に長く留まれず、体外に排出されてしまいます。
乳酸菌が腸内に留まれる期間は、乳酸菌の種類によりますが2日~1週間以上と幅が広いです。
一般的には1週間程度なので、持続してヨーグルトを摂取する必要があります。
そうすることで、乳酸菌が腸内で安定して効果を発揮できるようになります。
そのためヨーグルトダイエットでは、最低1週間は続けてほしいです。
2週間続けると代謝が上がり体脂肪の低下や体重が減少、便秘の改善などダイエット効果が現れ始めます。
食後や夜に食べることをおすすめしていますが、続けられなければあまり効果がありませんので、ライフスタイルや好みでカスタマイズしても問題ありません。
ヨーグルトを食べ慣れない人は、200gが多く感じるかもしれません。
一度に食べることが難しければ、朝、夜など二回に分けてもよいですし、プレーンヨーグルトが苦手と感じる人はハチミツやキウイ、りんごなどを入れて食べると食べやすいでしょう。
ドリンクタイプのものと組み合わせてもOKです。
忙しい人は、食事に置き換えてヨーグルトを摂ることもできますので、ヨーグルトを摂る生活を続けるようにしてください。
4.ダイエットにおすすめのヨーグルト3選
コンビニやスーパーに行くと、ヨーグルトの種類の多さに驚きますよね。
先述のとおりヨーグルトには、様々な働きをする乳酸菌が含まれています。
ダイエットをするならば、便秘の予防改善だけでなく、内臓脂肪を分解、コレステロール値を低下させる働きがあるヨーグルトがおすすめです。
ここでは、コンビニやスーパーで手に入るダイエット効果の高いヨーグルトを3つご紹介します。
4-1.恵 ガゼリ菌SP株ヨーグルト(雪印メグミルク)
ガゼリ菌SP株ヨーグルトは、トクホを取得している内臓脂肪の減少をサポートするガゼリ菌SP株が入ったヨーグルトです。
1日1個を12週間続けることで、内臓脂肪の減少が報告されています。
味がアロエやベリーミックスがあり飽きにくく、ドリンクタイプもあるので続けやすいのでおすすめです。
4-2.カスピ海ヨーグルト(フジッコ)
カスピ海ヨーグルトは独特の粘り気のあるヨーグルトで、これはクレモリス菌FC株という乳酸菌の働きによるものです。
クレモリス菌FC株は内臓脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。
また、血糖値の上昇を緩やかにするため、脂肪がつきにくくなります。
この菌は生きて大腸まで届くプロバイオティクス菌でもあるため、体内で長く働いてくれます。
食感に好き嫌いが分かれる商品ですが、ダイエット効果は高いでしょう。
4-3.飲んでやさしいヨーグルト(栃酪乳業)
飲んでやさしいヨーグルトは、ドリンクタイプのヨーグルトでN-1株を使用しています。
N-1株は、プロバイオティクス菌で生きて胃や腸でも長く生存できる乳酸菌です。
悪玉菌の排出を促し、悪玉コレステロールを減らす働きをします。
こちらは砂糖入りタイプなので、プレーンヨーグルトが苦手な人におすすめです。
おいしく飲めて、香料や安定剤フリーなので体にやさしいヨーグルトです。
スーパーにおいていない場合、他のN-1株ヨーグルトでも代用できます。
・らくれん プロバイオティクスヨーグルト
・蒜山酪農 蒜山ジャージーゴールドヨーグルト、蒜山ジャージー飲むヨーグルト
・酪王 生乳たっぷり飲むヨーグルト
・丹那牛乳 丹那N-1ヨーグルト
まとめ
私達の生活に身近なヨーグルト。
ダイエットや健康効果の高い食品の1つです。
ヨーグルトメーカーなどを使うと、自宅でも簡単にヨーグルトを作ることができ、コストを抑えてダイエットすることも可能です。
生活に合わせて取り入れることができるダイエットなので、早速始めてみてはいかがでしょうか?

Yuruu

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