見た目の印象を変えたいなら!顔痩せダイエット徹底解剖

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

見た目の印象をスッキリさせたいという目的でダイエットをしている方も少なくありません。

しかし、どれだけダイエットを頑張って体重を減らしても、見た目が太って見えることがあります。

そんなときに重要になるのが「顔痩せ」です。

今回は効果的な顔痩せダイエットについてご紹介します。

1.顔痩せが難しい理由とは?

1-1.脂肪が薄い

顔が痩せれば全体の印象がガラリと変わるものです。

しかし、実際にダイエットで顔を痩せさせることはなかなか難しいのです。

なぜ顔は痩せにくいのでしょうか。
まず、顔が痩せにくい大きな理由として脂肪の薄さが挙げられます。

どれだけ顔がふっくらして見える人でも、実は身体の他のパーツと比べた場合、脂肪の量は少なめです。

そのため、食事を減らし運動量をアップして、脂肪を燃焼させた場合でも最初に痩せていくのは身体の他の部分です。

つまり、顔が痩せてくるのは、身体の他の部分の脂肪が燃焼した後のこと。
結果的に長期間ダイエットした後、ようやく顔の脂肪が落ちてくるということになります。

1-2.老廃物が溜まりやすい

また顔が痩せにくいのは、脂肪だけが原因ではありません。

実は顔が太って見える原因には、老廃物も大きく関係しています。

老廃物とは、身体の活動や代謝などによって生まれるもので、通常はリンパの流れなどを通じて、汗や尿などによって水分と共に排出されます。

しかし、加齢やストレスなどが高まると、身体の働きが衰え、排出すべき老廃物が溜まりやすくなってしまいます。

そして顔は、この老廃物が溜まりやすい場所なのです。

というのも、顔には細い血管やリンパが集まっていて、本来であればそれらが老廃物を排出する役割を持っていますが、その働きが衰えると老廃物が溜まり続け、結果的に顔だけが太って見えてしまいます。

この老廃物が排出できなくなる状態には、顔の筋肉である「表情筋」も関係しています。

表情筋は顔の表面にある筋肉で、表情を作り出すだけでなく、目や口を閉じる、食べ物を食べたり飲んだりするといった場合に働く筋肉ですが、他の筋肉に比べて細いという特徴があります。

さらに表情筋は、自分の意志によって動かせる「随意筋」という筋肉ですが、顔以外の場所にある随意筋が骨と結びついて関節を動かしているのに対して、表情筋は皮膚に結びついています。

そのため、表情筋は他の筋肉よりも細やかな運動が可能になっています。

しかし、これは普段から動かしていないと動きにくくなるということでもあります。
そのためえ、表情筋は衰えやすく、使わないとすぐに老化してしまいます。

この表情筋は、収縮することでリンパや血管を刺激、ポンプのような役割を果たして老廃物や水分を排出することにも役立っています。

しかし、表情筋が衰えるとリンパや血管を十分に刺激することができなくなり、結果として老廃物や水分が滞りがちになってしまうのです。
(おすすめ記事→これが体重増加の原因!男性も注目のむくみ解消ダイエット

1-3.骨格も顔の大きさに影響を与える

さらに顔が痩せにくいのには、骨格が影響している可能性もあります。

というのも、骨格はリンパの流れをよくするために非常に重要な存在です。

リンパの流れは全身につながっていますが、日常生活のクセなどが原因で骨格が歪むと、このリンパの流れが阻害され、結果として顔に老廃物や水分が溜まりやすくなってしまいます。

また、骨格の歪みは血管の流れにも影響を与えるため、さらに顔に水分が溜まり太って見えるという結果となってしまいます。

前述のように、顔はリンパや細い血管が集中している場所。
また、人間の身体は使い方に偏りが生まれるため、どうしても年齢を重ねると骨格が歪みがちになってしまいます。

また、骨格の中でも特に歪みやすいのが歯のかみ合わせです。

どんな人でも、両側の歯を均等に使っているというのは非常に珍しく、どちらかの歯を使っているという場合が少なくありません。

そうなると、どうしても歯のかみ合わせにクセが生まれてしまい、その結果頬や顎などに脂肪がつきやすくなります。
これらの原因が重なることで、さらに顔痩せを難しくしているということができます。

2.どうすれば顔痩せができる?

このように顔痩せが難しいのは様々な要素が関係しています。
そのため、顔痩せを行うためには、複数のアプローチが必要になります。

まず必要なのがダイエットです。
先ほど、顔の脂肪は落ちにくいと説明しましたが、ダイエットの途中であってもまったく落ちないわけではありません。

身体の脂肪が減っていくにつれて、顔の脂肪も減少します。
そのため、顔痩せを行うときにはダイエットも継続して行うようにしましょう。

次に、顔痩せを行うためには、溜まった老廃物と水分を流していく必要があります。
そのとき、まず重要になるのが顔の血行をアップさせるということ。

顔は細かい血管やリンパが数多く走っていますが、表情筋を使っていないとどうしても流れが滞りがち。
その流れを促進するため、まず顔の血行をアップさせることが必要になります。
(人気記事→シャワーだけでは回復できない。疲れを癒やす入浴の効果とは?

2-1.ホットタオルで血行アップ

顔の血行をアップさせるときに役立つのがホットタオルです。
温めたタオルを顔に乗せておくだけで血行がアップ、水分と老廃物の排出を促進することができます。

ホットタオルの作り方は、水を含ませたタオルを絞り、電子レンジにかけるだけと非常に簡単。
電子レンジにかける時間はタオルの大きさなどによっても異なりますが、1分未満の加熱で十分です。

そのホットタオルを冷めるまで顔に乗せておくと、顔の血行をアップさせることができます。

なお、ホットタオルは眼精疲労などにも効果がありますが、これは顔を温めることで血管が拡張、疲れの原因となる疲労物質が流れやすくなるだけでなく、血管に乗った新しい酸素と栄養が供給されやすくなるため。

このように様々な効果のあるホットタオルは、顔痩せを目指すときの最初の一歩と言えるでしょう。

また、ホットタオルを当てるときには、顔だけでなく首筋などに当てるのも顔痩せに効果があります。
首の周りには血管やリンパがあるため、この部分を温めると老廃物と水分が流れやすくなります。

2-2.リンパマッサージで水分を排出

顔の老廃物や水分をより効率よく排出するためには、リンパに直接アプローチする方法も効果的です。

それが一般的に「リンパマッサージ」と呼ばれるもの。

リンパマッサージはリンパの流れやリンパ節に指などで圧力を加えることで、老廃物や水分の排出を外側からサポートするのが特徴です。

リンパマッサージの基本は、顔から首、鎖骨へとリンパを流していくということ。
そうすることでリンパの流れをスムージにして、顔に溜まった老廃物と水分を流していくことができます。

そのため、まずリンパマッサージを行うときはリンパが流れやすくなるように首筋からマッサージを始めます。

両手を首の後ろで組み、首筋にそって下ろしていきます。
このとき、硬くなった部分があれば、指に力を入れて軽くもみほぐしておきます。

次に、耳の下に軽くマッサージを行います。
さらに耳の下から鎖骨の上まで、ゆっくり指を滑らせるようにしてマッサージを行います。

この部分はリンパが詰まりやすい部分。
リンパが詰まると、どうしても老廃物と水分が流れにくくなってしまいます。

最後に、鎖骨からわきの下に指を滑らせることで、リンパの流れを大幅にアップすることができます。
(おすすめ記事→肩こりや筋肉痛にも効果あり!手軽にできるアロマトリートメントの方法教えます。

2-3.リンパマッサージは顔の気になる部分にも

鏡などで顔を見ていると、部分的に太っている場所や気になる場所が見つかることもありますが、この部分はリンパの流れが悪くなり、老廃物と水分がスムーズに流れていない可能性があります。

その場合、それぞれの場所にリンパマッサージを行うと、顔の部分痩せを行うこともできます。

特にリンパの流れが悪くなりやすいのは、頬の下の部分。
この部分がむくんでいると、どうしても太って見えるため、しっかりとケアを行うことが必要です。

頬の下のケアを行うときは、指などで頬骨を押し上げるようにマッサージをして、徐々に外側に向けて指を押し出していきます。

このとき、指の力は少し強めにするのがポイントです。
また、力が入りづらい場合などは、指の関節などを使っても効果的にマッサージを行うことができます。

また、頬の他にも顔のなかで気になる部分といえば「アゴ」。
アゴの部分は皮膚が薄いため、あまり太っていなくても二重アゴになってしまうことがあります。

アゴのリンパマッサージを行うときには、アゴを上げ、アゴの中心部に指を当ててゆっくりとほぐしていきます。

その後、左右のアゴから首にかけて指を滑らせていくことで、老廃物と水分の排出を促進することができます。

このほかにも、口の周囲や小鼻などが老廃物と水分の溜まりやすい場所。
気になったときにはこまめにマッサージをしておくと、顔のラインをシャープにすることができます。

なお、マッサージを行うときには、オイルやクリームなどを使用して指の滑りをよくしておきましょう。

2-4.表情筋のトレーニングも顔痩せには効果的

顔を痩せさせるためには、表情筋のトレーニングも効果があります。

表情筋は他の部分の筋肉のように、鍛えても太くはなりませんが、使っていなければすぐに衰えてしまう筋肉。
表情筋が衰えると、顔がたるんでしまうため、どうしても太めに見えてしまいます。

表情筋を鍛えるときには、頬と口をつないでいる「頬骨筋」や、アゴと口をつないでいる「頬筋」を意識するとよいでしょう。

これらの筋肉は顔の形に大きな影響を与えるため、少しトレーニングをするだけでも、顔痩せの効果があります。
では、どのようにすればこれらの表情筋を鍛えることができるのでしょうか。

まずおすすめの方法は、滑舌をはっきりして、大きな口を開けて話すということ。

日常生活では、どうしても口を開けて話す機会は少なくなるものですが、そうすると表情筋はあっという間に衰えてしまいます。
そのため、いつも滑舌と発声を意識することが必要。

また、口をしっかり動かすと、それまで固まっていた表情筋がほぐされるため、溜まってしまった顔の脂肪燃焼を促進するという効果も期待できます。

そのほかにもできるだけ表情を豊かにして生活をするのもおすすめの方法です。

男性の場合、なかなか表情を豊かにするのは難しいものですが、いつも無表情でいると表情筋の衰えが加速してしまいます。

そのため、毎日少しずつ表情筋を動かすためにも、しっかりと感情表現を行うことがおすすめです。

3.きちんと正しい姿勢を取る

顔がなかなか痩せないのには、骨格の歪みも関係しています。

よほど歪みがひどい場合には、整体やカイロプラクティックなど専門的なサポートが必要になりますが、自分でも歪みをケアする方法もあります。

まず、身体の歪みを直したいという場合、自分の身体の使い方を見直してみる必要があります。

たとえば、座っていて足を組む方が同じ、立っているとき左右のどちらかに体重が掛かっている、カバンをいつも同じ手で持つといった行動のクセがある場合、それが身体の歪みの原因となっていることがあります。

そのため、普段から自分がどのような身体の使い方をしているかを自覚して、左右のバランスがとれるように行動を変えるだけでも歪みが改善されることもあります。

また、顔の脂肪の付き方に影響するのが「猫背」。

猫背は背中が曲がる姿勢ですが、猫背になっている場合、背中だけでなく腕や肩までが内側に曲がってしまうため、身体全体に大きな影響を与えます。

猫背もひどい場合には専門家のサポートが必要ですが、自分で気づいた場合にはその場で矯正するとよいでしょう。

5.生活習慣も影響

顔痩せには様々な方法がありますが、生活習慣も大きな影響を与えます。

たとえば、水分や塩分の摂りすぎは、顔のむくみの原因となるため、おすすめできません。

また、カリウムが不足すると、上手く塩分を排出することができず、結果として不要な水分も溜まってしまうため、もしなかなか顔が痩せないという場合、意識してカリウムを含んだ食品やサプリメントを摂取することが必要になります。

そのほかにも、睡眠不足やストレス、運動不足なども顔が痩せない原因となるため、もしなかなか顔が痩せないという場合には生活習慣を見直すことも必要です。

顔やせダイエット

まとめ

顔痩せは成功すれば身体全体が細く見えます。

他のダイエットではなかなか上手くいかないという方も、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

The following two tabs change content below.
T.Ttally

T.Ttally

食べたい欲望や体の衰えと戦うアラフォーライター。日夜新しいトレーニングやダイエットレシピなどを自ら実践、紹介しています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。



コメントを残す

*